〔ロンドン外為〕円下落、155円台半ば=対ユーロは一時167円台(25日正午)

4/25 20:18 配信

時事通信

 【ロンドン時事】25日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日米金利差を意識した円売り・ドル買いの流れが続く中、1ドル=155円台半ばに下落した。正午現在は155円49~59銭と、前日午後4時(154円95銭~155円05銭)比54銭の円安・ドル高。
 朝方は155円60銭台を中心にもみ合う展開。新規の手掛かり材料に乏しい中、時間外取引での米長期金利の動向を眺めつつ、狭いレンジでの値動きが続いた。日本政府・日銀による為替介入への警戒感は根強いものの、当局者の発言に切迫感がないとの受け止めもあり、円を買い戻す勢いは乏しかった。投資家はこの日発表される1~3月期の米国内総生産(GDP)速報値に注目している。
 円は対ユーロでも売られ、一時1ユーロ=167円台に下落した。167円台を付けるのは2008年8月以来、約16年ぶり。正午現在は166円77~87銭(前日午後4時は165円61~71銭)と、1円16銭の大幅な円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0719~0729ドル(同1.0683~0693ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2503~2513ドル(同1.2427~2437ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9127~9137フラン(同0.9133~9143フラン)。(了)

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最終更新:4/25(木) 20:35

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