〔米株式〕NYダウ下げ幅拡大、122ドル安=ナスダックも安い(24日午後1時)

4/25 2:18 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】24日午後のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇が重しとなり売られ、下げ幅を拡大している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午後1時現在、前日終値比122.37ドル安の3万8381.32ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は11.75ポイント安の1万5684.89。
 米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ先送り観測が台頭する中、米長期金利の指標である10年債利回りが一時4.65%近辺に上昇したことが重荷となり、幅広い銘柄に売りが広がっている。1~3月期の米主要企業の決算発表で示されたおおむね堅調な結果を受けた買い支えを相殺する格好となった。ホーム・デポ、アマゾン・ドット・コム、スリーエム(3M)などが下げを先導している。
 ダウは前日までの4営業日で約750ドル余り上伸。週後半にかけて1~3月期の米国内総生産(GDP)速報値、3月の米個人消費支出(PCE)物価指数など重要指標の発表を控え、この日朝方はひとまず持ち高を整理する動きが先行していた。(了)

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最終更新:4/25(木) 2:35

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