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ロンドン為替見通し=ポンドドル 5Gを巡る英米関係の悪化懸念が重石に

1月29日(水)13時02分配信 トレーダーズ・ウェブ

 本日のロンドン為替市場は、英米関係の悪化懸念でポンドの上値は限定的か。英国は昨日の安全保障会議において、次世代通信規格「5G」導入を巡り中国通信ファーウェイの一部製品を容認することを決めた。米国は機密情報の盗難懸念から同盟国にファーウェイ製品の排除を要求しており、英国に対しても同社製品を採用した場合は対抗措置を打ち出すと圧力をかけてきた。ファーウェイ製品の採用で5G導入へのコストを抑えられたことは英国にとってプラス要因だが、「蜜月の仲」と言われてきたジョンソン英首相とトランプ米大統領との関係に亀裂が生じることは避けられない。英米の経済関係も脆弱となってしまえばポンドは買い難くなるだろう。
 なお、本日から明日にかけて開催される英中銀金融政策委員会(MPC)では、9人のメンバー中、前回2人だった利下げを望む投票が3、4人になる可能性もでてきたようだ。市場予想は政策金利0.75%に据え置きだが、MPCがハト派トーンを強めるとの見方もポンドの重石となりそうだ。
 くわえて、EU離脱の移行期間突入を控えて、英・EUの自由貿易交渉(FTA)は難航するとの予想もポンドの上値追いを躊躇させる要因だろう。

 本日は欧州序盤に独・仏の消費者信頼感指数の発表はあるが、ユーロドルは1.10ドル前半を中心とした動きで、NY午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)による政策金利発表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見を待つことになりそうだ。もっとも、反発力が弱いだけに下値への警戒感は高まりつつあるか。昨日の安値1.0998ドルから昨年11月末の安値1.0981ドル付近まではしっかりした買いオーダーが観測されるが、それを当てにしたロングポジションの損切りも置かれ始めている。

想定レンジ上限
・ポンドドルは27日高値1.3105ドルが上値めど。ユーロドルは27日高値1.1038ドルが目先の上値めどだが、上抜けた場合は日足一目均衡表・転換線1.1071ドル辺りが抵抗水準となる。
想定レンジ下限
・ポンドドルは14日安値1.2955ドルが下値めど。ユーロドルは2019年11月29日安値が目先の下値めどとなる。
小針

最終更新:1月29日(水)13時02分

トレーダーズ・ウェブ

 

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