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24日の香港市場概況:ハンセン0.2%高で小反発、本土市場は休場

1月24日(金)18時00分配信 フィスコ

24日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比40.52ポイント(0.15%)高の27949.64ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が23.97ポイント(0.22%)高の10976.19ポイントとそろって反発した。半日立会の売買代金は473億2200万香港ドルとなっている(23日は1187億600万香港ドル)。

買戻しが優勢。ハンセン指数は昨日、心理的節目の28000を再び割り込み、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたこともあり、値ごろ感が着目された。もっとも、上値は限定的。新型コロナウイルスの感染による肺炎の拡大が止まらず、景気に与える悪影響が警戒されている。大手ブローカーのUBSは最新リポートで、「2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)規模まで被害が膨らんだ場合、今年第1四半期(1~3月)の香港GDP成長率はマイナス6.6%まで落ち込む」と分析した。香港市場は春節休暇で本日が短縮取引、来週27日と28日が終日休場とあって、様子見ムードも漂っている(本土市場は24~30日に休場)。

ハンセン指数の構成銘柄では、通信キャリア最大手の中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が2.5%高、不動産開発香港大手の恒隆地産(101/HK)が1.6%高、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が1.5%高、マカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.2%高と上げが目立った。

セクター別では、半導体関連が高い。中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が4.1%、華虹半導体(1347/HK)が1.7%、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が1.3%ずつ上昇した。

医薬品セクターの一角もしっかり。翰森製薬集団(3692/HK)が4.1%高、薬明生物技術(2269/HK)が2.4%高、中国神威薬業集団(2877/HK)が2.0%高、三生製薬(1530/HK)が1.5%高で引けた。

半面、消費関連セクターの一角はさえない。食肉・ハム加工大手の中国雨潤食品集団(1068/HK)が2.7%安、中堅スーパーマーケットの北京京客隆商業集団(814/HK)が2.2%安、中国ビール2位の青島ビール(168/HK)が1.6%安、家電量販チェーン中国大手の国美零售HD(493/HK)が1.3%安と値を下げた。

他の個別株動向では、武漢市に本社を構える自動車大手の東風汽車集団(489/HK)が1.2%安と続落。外資ブローカーによれば、新型ウイルスの発生源となった武漢市に交通規制が導入されたことで、東風汽車の生産に影響が出る恐れがある。武漢市では、23日午前10時から航空機の出発便や市外に向かう列車の運行を停止する緊急措置がとられた。

【亜州IR】

《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:1月24日(金)18時04分

フィスコ

 

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