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薬味多めで:世の中の仕組みを知って早めに投資をする側へ回ることの重要性【FISCOソーシャルレポーター】

1月17日(金)14時00分配信 フィスコ

以下は、フィスコソーシャルレポーターの薬味多めで氏(ブログ「個人投資家最前線」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年1月14日7時00分に執筆


おはようございます。薬味多めでです。

■資本主義社会に生きる日本人

日本人はいわゆる「資本主義社会」(「日本型社会主義」とする見方もありますが、その話はとりあえずここでは置いておきます)の中で生きています。

資本主義はイギリスの産業革命以降に確立され、資本(や生産手段)を持つ資本家が労働者から労働力を買い、生産した商品やサービスを売る事で利益を得る社会構造のことを指します。

この資本主義社会の中では、原則として「資本を持つもの(資本家)」と「持たないもの(労働者)」の間に格差が生じます。資本家は自らの資本を投じてリスクを取り(事業を興す)、その結果得た利益を元にまた新しい利益を生み出すことで資本を増やすことができます。つまり、資本主義社会では資本家側へ回る事こそが成功である、といえるでしょう。

もちろん、自らの資本を投じる事にはリスクも伴いますので、結果的に大きな損失を抱えしまう人も存在します。しかしながら、このリスクを覚悟しなければ資本家側へ回る事は難しいでしょう。「リスクを取れるか否か」が、資本主義社会での成功への第一歩と言えるかもしれません。

■資本家と労働者

数年前に話題に上ったフランスの経済学者トマ・ピケティ氏。彼は、「r>g」という一つの不等式で「資本主義が格差を生み続ける仕組みである」という主張を世の中に発表しました。

「r」は資本収益率(投資利回り)、「g」は経済成長率(賃金の伸び率)の事を指します。ピケティ氏は、世界20カ国、過去200年分の財務データを15年間かけて分析し、経済成長率よりも資本収益率の方が大きくなる(r>g)という主張を裏付けました。つまり、ピケティ氏の主張が正しいとすると、資本主義社会の中では資本家の収益の伸び率(r)に労働者の賃金上昇率(g)はかなわないということになります。

■もっともハードルの低い第一歩は株式投資

こうした世の中の仕組みについての考え方を知っておくと、利益を得るための行動が変わってくるかもしれません。現代の日本において、資本家側に回るためには起業するのが一番手っ取り早いと思います。確かに資本を失う可能性もありますが、最近はインターネットの発達などで昔よりも気軽に起業できたりもします。

しかしながら、もっとハードルが低いと思われる第一歩があります。それは、株式投資です。起業や経営に自信がない人でも、株式投資を通じて優秀な経営者が経営する会社へ自分の資本を投資する事で、資本収益を得られる側(資本家)に回れるのです。

もちろん、この場合にもリスクは発生します。それは、投資資金の元本割れリスクです。しかしながら、じっくりと丁寧に個別の企業を分析することで、リスクを少なくすることは自身の努力で可能です。

これだと思える銘柄にコツコツと資産を投じて行くこと、そして、可能な限り長い期間をかけて投資することで、投下した資本(投資資金)が「r>g」の公式に則って成長していってくれるのではないかと考えています。


毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。

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執筆者名:薬味多めで
ブログ名:個人投資家最前線


《SF》
株式会社フィスコ

最終更新:1月17日(金)14時00分

フィスコ

 

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