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明日の戦略-楽観ムードが萎み終日軟調、優良銘柄の押し目を拾う局面

1月15日(水)16時15分配信 トレーダーズ・ウェブ

 15日の日経平均は4日ぶり反落。終値は108円安の23916円。米国株はまちまちで終えたものの、米国による対中関税が大統領選後まで維持されるとの報道が伝わったことから、売りが優勢となった。100円近く下落して始まった後、いったん盛り返したものの、24000円の壁に阻まれ売り直されると、前場は安値引け。後場は23900円を割り込む場面では下げ渋る動きを見せたが、戻りは鈍く低空飛行が続いた。終盤にかけてはやや盛り返し、23900円は上回って終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆0100億円。業種別ではプラスはゴム製品と鉄鋼の2業種のみで、倉庫・運輸が横ばい。非鉄金属、鉱業、電気機器などが弱かった。上方修正を発表したベイカレント・コンサルティングがストップ高。半面、大幅下方修正と減配を発表したコーセーアールイーがストップ安まで売られる場面があるなど急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり781/値下がり1256。主力どころではファーストリテイリングがきのうに続いて強い動きを見せた。証券会社のリポートを材料にオリンパスやパナソニックが大幅上昇。3Q大幅増益のIDOMや、好決算に加えて株式分割を発表したクリレスHDが急伸した。ロコンドは今期の損益見通しを引き下げたものの、悪材料出尽くし感が強まり、11%超の上昇となった。一方、安川電機やルネサス、NECなどが軟調。前日ストップ安の良品計画は売りが止まらず3%超下落した。新作ゲームのリリース延期を発表したスクエニHDが大幅安。上期大幅減益のGunosyや、2Q期間(9-11月)の利益の伸び鈍化が嫌気されたUUUM、下方修正を発表した古野電気が急落した。

 日経平均は108円安。直近3日間で800円超上昇しており、そこまで驚くような下げではないが、前場は安値引けで後場も下値模索と、印象の悪い売られ方であった。米中の「第1段階」合意署名式の直前になって、米国が対中関税を継続するとの観測が出てきたことから、楽観ムードが急速に冷やされた。ただ、東証1部の売買代金はかろうじて2兆円に乗せた程度で、イベント前で投資家不在の中、売りだけが急がれたという構図。署名式を波乱なく通過すれば、きょう弱かった分、反動高が期待できる。米中交渉に関しては、お互い主張はあるだろうが、今は双方が対立激化を回避する方向で動いている。この先の市場の注目は米国や日本の企業決算に移り、米中関係改善は企業業績に対する過度な警戒を和らげる。悲観に傾く局面ではないだろう。きょうは地合いが悪い中、値持ちの良かった銘柄に値を崩すものが散見された。材料株ではなく、成長ストーリーがあって上昇が続いていた銘柄に関しては、この押し目は買い場になると考える。
小松

最終更新:1月15日(水)16時15分

トレーダーズ・ウェブ

 

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