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外食トップが他店の「まずいメシ」を匿名暴露!16選

1月15日(水)6時01分配信 ダイヤモンド・オンライン

Photo:Nick Koudis/gettyimages
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Photo:Nick Koudis/gettyimages
 消費者の胃袋をつかむため、切磋琢磨する外食のトップたち。食のプロの視点で、“まずい”と思った他社の料理はあるのか。特集「外食の王様」の4皿目では、「改善が必要だ」と感じたメニューを、匿名を条件にこっそりと明かしてもらった。

「週刊ダイヤモンド」2020年1月11日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの
● 外食トップへのアンケート調査 匿名を条件に聞いた「他店のまずいメシ」

 特集「外食の王様」では、外食トップへのアンケートを実施。これまで、1皿目【いきなり!ステーキ社長は抹茶推し!?外食トップ31人が選ぶ「20年に流行る食」】では「2020年に流行る食」を、3皿目【外食トップ18人が明かす「お手本」、マック・サイゼにグーグル・トヨタ】では「お手本にしている企業」について、外食トップたちの回答を紹介してきた。

 そして最後に匿名を条件に聞いたのは、他チェーンで「改善が必要だ」と感じたメニューについてだ。
 口をつぐむ経営者はいたものの、さすがは食のプロ。外食経営者ならではの視点で、“問題”を感じたメニューを明かしてくれた。

 それでは、社長が本音で語る他店の「まずいメシ」について、回答コメント(ない場合もある)とともにお届けしよう。

● なか卯の肉類、吉野家の麻辣牛鍋

 うま味と煮込みが足りない。

● ロイヤルホストのサーロインステーキ

 あの値段を取るならもっといいものを出せ。

● スシローののり

 のりの風味がなく、紙を食べているよう。
特に巻き物にした場合に感じる。

● ちょい飲み日高屋の焼き鳥

 正直コンビニの方が良い……。
● 一風堂ラーメンエクスプレスのラーメン

 通常店舗と比べ品質が落ちている。

● ジョイフル

 付け合わせが適当過ぎる。

● 味の濃い料理

 業界全体的に味の濃いものが多くヘルシーなチョイスが少ない。

● いきなり!ステーキ

 店舗によってクオリティーのバラツキが激しい。

● 鳥貴族の焼き鳥

 以前より焼きが甘い。
個人的に焦げがない焼き鳥はあまりおいしいと思えない。

● ケンタッキーフライドチキンのカーネリングポテト

 既に元に戻ったのがその証左。
● 吉野家の朝定食と接客

 コメントなし

● かつやのヒレカツ

 まったく豚の味がしない。

● ガストの揚げ物

 ソースの品質を上げてくれ。

● デニーズのデザート、パフェ、かきフライ

 コメントなし

● 味の民芸

 M&A(企業の合併・買収)でサガミホールディングスの傘下になってから、ブランドとしての面白みが失われて寂しい。

● コメダ珈琲店

 コーヒーも含め、商品全体がおいしいと思えない。

【外食トップアンケート】
2019年11月下旬~12月上旬、店舗型の飲食店を主に営む上場企業を中心とした外食大手144社を対象にアンケートを実施。35社から回答を得た(一部質問に回答していない企業も含む)。
● 新業態のメニューと 大量出店のチェーンに厳しい視線

 とりわけ目立ったのは、新業態のメニューへの言及である。

 「通常店舗と比べ品質が落ちている」と指摘された「一風堂ラーメンエクスプレス」は、ラーメン店「一風堂」のフードコートに特化した新業態。「本物の味を気軽にスピーディーに」をコンセプトに掲げ、商品を提供する速さや、通常店よりも安い価格が売りだ。その分、商品の質を犠牲にしたのかもしれないが、同業のトップの目は見逃さなかったようだ。

 また、焼き鳥を指摘された「ちょい飲み日高屋」は、仕事帰りに食事と共にちょっと一杯という“ちょい飲み”需要を開拓するために、ハイデイ日高が日高屋ブランドで試している業態の一つ。

 一部店舗で焼き鳥を扱っているが、日高屋の主力のラーメンほどの評価はできないということなのだろう。「コンビニの方が良い」という意見からは、ちょい飲み需要の競争相手はコンビニになるという市場の見方が伝わってくる。

 大量出店をしたチェーンにも厳しい視線が向けられた。

 いきなり!ステーキには「店舗によってクオリティーのバラツキが激しい」、鳥貴族には「以前より焼きが甘い」と指摘。いずれも食材ではなく、店内調理というオペレーションに起因するものだ。

 出店の急拡大には、質の高い従業員の確保という課題が常に付きまとう。外食のトップはそのことに常に頭を悩ませているため、気になってしまうのだろう。
● 「まずいメシ」の指摘は 日頃の競合チェックの賜物

 加えて、自社の店の近隣に出店された場合は視察に赴くケースも多く、日頃から競合の複数の店をチェックしているからこそできる指摘でもある。

 他にも、すしに使われるのりや揚げ物のソース、料理の付け合わせなど、外食トップならではの細かいチェック項目も興味深い。

 ここで指摘された問題は、「自分ならば改善できる」という、外食の経営者としての自信の表れでもある。外食王たちが切磋琢磨するからこそ、外食産業のレベルが上がり、消費者に支持されるのだ。

 Key Visual designed by Kaoru Kurata
ダイヤモンド編集部

最終更新:1月15日(水)12時50分

ダイヤモンド・オンライン

 

情報提供元(外部サイト)

週刊ダイヤモンド

週刊ダイヤモンド

ダイヤモンド社

2020年2月1日号
発売日1月27日

定価730円(税込み)

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