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<年末年始特集>2020年の注目テーマ(2)=教育改革、自動ブレーキ、全個体電池、東京オリンピック

12月27日(金)18時25分配信 モーニングスター

現在値
ジャストS 5,160 -10
ウチダエス 2,932 -353
リケン 3,025 -80
デンソー 4,220 -82
日本セラ 2,184 -131
<教育改革>―IT人材育成、小学校でプログラミング教育が必修に

 IT人材の育成を目的に、4月から小学校でプログラミング教育が必修化される。また、政府は教育のICT化を掲げ「EdTec」(教育とテクノロジーを合わせた造語)を推進することから、教育関連は有望なテーマとなろう。

 プログラミング教育では学研ホールディングス <9470> 、ベネッセホールディングス <9783> 、ジャストシステム <4686> など。19年12月に政府が決定した経済対策では、小学校で一人一台パソコンが行き渡るよう、予算が組まれた。EdTecをハード面で支える企業としては内田洋行 <8057> 、ウチダエスコ <4699> などがある。

<自動ブレーキ>―高齢ドライバーの事故防止に向け、切り札となるか
 高齢ドライバーの交通事故が増加、その防止が社会的な課題となっている。政府は国内の新車に関して、衝突事故の防止や被害軽減に寄与する自動ブレーキの取り付けを21年度にも義務化する方針。また、東京都は高ドライバーが安全運転支援装置を設置する際、費用の9割を補助する。

 自動ブレーキにはミリ波レーダーや赤外線レーダーが使われ、デンソー <6902> や日本セラミック <6929> が有力メーカー。関連の部品メーカーではファルテック <7215> 、リケン <6462> 、日本シイエムケイ <6958> などがある。安全運転支援装置の販売や取り付けではカー用品のバッファロー <3352> 、オートバックスセブン <9832> 、イエローハット <9882> などがある。

<全個体電池>―環境問題、温暖化対策で浮上

 温暖化など環境問題を踏まえ、電気自動車の本格的な普及が予想されるが、次世代の二次電池として全個体電池が注目されそうだ。現在主流のリチウムイオン電池は電解液を使うが、発火しやすいなどの欠点がある。全個体電池は電解質に個体の素材を使うことで安全性を高め、かつ大容量で高速充電が可能。将来的にはガソリンを充填するのと同程度の急速充電が可能になるとみられている。

 自動車大手ではトヨタ <7203> が2020年代前半の実用化を目指し開発を進めている。日本特殊陶業 <5334> は酸化物系の固体電解質を使用した全個体電池を開発、三井金属 <5706> 、三菱ガス化学 <4182> 、オハラ <5218> も固体電解質を手掛ける。このほかFDK <6955> 、ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> 、TDK <6762> などが注目されている。


<東京オリンピック・パラリンピック>―警備などのサービスに恩恵

 7月24日に東京オリンピック、8月25日に東京パラリンピックが開幕する。すでに関連施設などは完成しており、警備などのサービスが恩恵を受ける。オリンピックの警備計画では民間ガードマンが1万4000人、警察官2万1000人、消防・救急隊6000人が動員されるほか、1万台の監視カメラ、1500台のセキュリティーゲートなどが設置される。オリンピックの前には春に中国の習近平国家主席が訪日する予定。テロや犯罪防止、要人の警護に関連する需要は高水準だ。

 セコム <9735> 、ALSOK <2331> 、CSP <9740> の警備会社、セキュリティーシステムを手掛けるNEC <6701> 、ソリトンシステムズ <3040> などが関連銘柄。

提供:モーニングスター社

最終更新:12月27日(金)18時25分

モーニングスター

 

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