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お金持ちに必要なのは「稼ぐ力」ではなく「捨てる力」だった

12月12日(木)0時00分配信 LIMO

写真:LIMO [リーモ]
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写真:LIMO [リーモ]
日本のサラリーマンの平均年収は約400万円と言われる中、「5年、10年後にはもっと稼ぎたい」「年収アップのために給料の高い会社に転職したい」と考えている人も多いのではないでしょうか? 

あるいは、「今はサラリーマンで経験を積んで将来は起業する!」なんて考えている人もいるかもしれません。

いずれにしても「お金持ち」に憧れる人は多く、その一方で具体的にどのようにすればいいのか分からないという方も多いかと思います。

そこで思い起こされるのが、Apple創業者、スティーブ・ジョブズの言葉。ジョブスは『「何をするか」と同じくらい「何をしないか」が大切だ』と語ったものです。

みなさんも、大学の受験勉強や、就職後の資格取得のための勉強をする時は、友達と遊ぶ時間や、同僚と飲みに行く時間をなるべく減らしているのではないでしょうか? 

今回は、人生においてお金持ちになるために「何をするか」ではなく、「何をしないか」といった視点から、3つの「捨てる力」について見ていきます。

飲み会を減らす

1つ目の「捨てる力」は飲み会を減らすことです。

仕事が終わると会社の同僚などと飲みに行く人も多いのではないでしょうか? 

飲み会は、ストレス発散や情報交換など有意義なこともあります。一方で、ムダな時間を過ごしてしまった…という経験がある方も多いはずです。

実際、イギリスのバース大学は、大量の飲酒後に脳の認知力・集中力が元の状態に戻るには長くて1日以上かかることもあるとの研究論文を発表しています。

これでは、次の日に仕事があると通常のパフォーマンスは出せませんし、次の日が休日で、副業や資格の勉強をしようと考えていても効率が悪くなります。

また、翌日の起床時間も遅くなるので、1日の中で有効に使える時間も減ってしまいます。

お金持ちの中には、こういったアルコールが脳のパフォーマンスに与える影響を理由に、お酒をそもそも飲まない、または控えているという人も多いようです。

もちろん、飲み会に全く行かない方がいいと言っているわけではありません。忘年会や新年会、送別会など、参加する意味が感じられる飲み会は参加してもいいでしょう。

しかし、参加する意味の感じられない飲み会はできるだけ控えて、次の日のために家でゆっくりと身体を休めたり、自己研鑽のために時間を使ってみてはいかかでしょうか。

馴れ合いの人付き合いを見直す

2つ目の「捨てる力」は、馴れ合いの人付き合いを見直すことです。

一般的に友達が多いのは良いことだと捉えられますが、お金持ちとなると一概にそうとは言えません。

お金持ちの中には友達が極端に少なく、あえて「孤独」を好むような人もいます。

たとえば、Apple創業者のスティーブ・ジョブズやFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグは自身の会社が急成長する中で、創業当時の親友と決別しています。

お金持ちは、過去やその時の情だけに流されずに、常に自分の将来を見据えて、今自分が一緒に時間を過ごすべき相手を見極めているのです。

多くの人にとって、さすがに親友と決別するような極端な選択をする機会はあまりないでしょう。しかし、馴れ合いの関係性に時間を割くことは、自分が成長するための大切な時間を奪われているとも言えるのではないでしょうか。

また、中には「今が楽しいからこのままでいい」と考える人もいるかもしれません。私たち人間は「今が一番楽しい」と思ってしまう「現状維持バイアス」がもともと備わっているので、そういったバイアスによって成長を妨げられてしまうこともあります。

ですので、もし少しでもお金持ちに近づきたいのであれば、今までとちょっと違った一歩を踏み出すことを意識してみてください。

バイアスにとらわれず、できるだけ自分の「成長」を促してくれる交友関係に的を絞り、何となく付き合いで使っていた時間は、副業や資格の勉強などの時間に割り当ててみましょう。

苦手なことから逃げる

3つ目の「捨てる力」は、苦手なことからあえて逃げてみることです。つまり、苦手な作業・仕事などからできるだけ逃げるのです。

このように言うと「人生そんな甘くない」と思う方もいるかもしれません。

しかし、人生において苦手なことをするかしないかは最終的に自分で決めることができます。また、苦手なことをするときは確実に生産性が落ち、得意な人と比べるとどうしてもパフォーマンスが落ちてしまいがちです。

よって、そのような苦手なことをするよりも、自分が得意なことや好きなことに時間を使うほうが、他人よりも高い結果を出せる可能性が高まります。

Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグやMicrosoft創業者のビル・ゲイツは、小さいころからプログラミングが得意で、寝ることも忘れるくらい作業に打ち込んでいたようです。

そのくらい努力すれば多くの人がある程度の結果を残せますし、何より楽しんで取り組んでいるので、結果がすぐ出なくても努力をし続けることができるでしょう。

このようにお金持ちは、人生において「やるべきこと」と「やらないこと」をちゃんと決めて行動していると言えます。

まとめ

いかがでしたか。「飲み会」や「馴れ合いの人付き合い」、「苦手なこと」というのは、見方を変えれば人生の時間を奪っているということもできます。また、時間がなく「忙しい」と感じると人間は生産性が落ちることが、心理学の研究からも分かっています。

人生の時間はみんな平等です。だからこそお金持ちは「お金」よりも「時間」を大切にし、「何をするか」という「稼ぐ力」だけでなく、「何をしないか」という「捨てる力」も徹底して身につけているのでしょう。

明日からみなさんも、日々の時間の使い方を見直して、空いた時間を読書や副業のような自己研鑽の時間にあててみてはいかがでしょうか。
大西 周登(しゅーと/Shuto)

最終更新:12月12日(木)11時50分

LIMO

 

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