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【米国株動向】インデックス関連のMSCIの株価が11月に11%上昇した理由

12月10日(火)22時00分配信 The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2019年12月9日投稿記事より
インデックス等の金融データプロバイダーのMSCI(NYSE:MSCI)の株価は、11月に10.5%上昇しました(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス調べ)。
10月31日に発表した決算が好調で売上高と1株当たり利益(EPS)がアナリストのコンセンサス予想を上回りました。
また、主要顧客と長期のライセンス契約で合意したことも追い風になりました。
MSCIの売上高の主要部分は、MSCIインデックスを利用している投資商品の運用資産残高(AUM)にリンクしており、米中貿易交渉に関する期待が世界的にインデックスを上昇させ、インデックスの利用も拡大しました。
また、MSCIは11月下旬、新たなESG(環境、社会、ガバナンス)分析プラットフォームを公開し、2800社以上のMSCI ESG格付けを公表しました。
MSCIは、ESGに関連したアセットアロケーションのトレンドに対応しようとしています。

第3四半期決算の概要
第3四半期(7~9月)のMSCIの売上高は前年同期比10.1%増、調整後1株当たり利益は24.4%で、アナリスト予想を上回りました。
同四半期で重要なことは、MSCIは、世界最大の資産運用会社ブラックロック(NYSE:BLK)との10年契約の更新を行ったことです。
ブラックロックは、MSCI関連のインデックスファンドやETF(上場投資信託)関するライセンス料を、MSCIに支払います。
ETFやパッシブ運用のインデックスファンドなどへの資金流入が拡大しており、MSCIへの大きな追い風となっています。
MSCIは、グローバル市場や新興国市場のインデックスのリーダーだけではなく、最近公表されたトレンド要因に基づくETFでも堅調です。
新たなETFには、スマートシティー、デジタル経済、「ミレニアル世代」テーマのETFなどが含まれます。
上記の理由を背景に、MSCI株が11月に上昇しました。なお、同社の予想PER(株価収益率)は37倍で、市場平均より高い水準です。

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Billy Dubersteinは、記事で言及されている株式を保有していません。Dubersteinの顧客が、記事で言及されている株式を保有している可能性があります。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。
ザ・モトリーフール・ジャパン

最終更新:12月10日(火)22時00分

The Motley Fool

 

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