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「貯金しておけば正解」とは言えない理由。では何をする?

12月8日(日)18時00分配信 LIMO

写真:LIMO [リーモ]
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写真:LIMO [リーモ]
12月に入り、1年間を振り返る時期になりました。お金の振り返りをする人も多いかと思いますが、むやみやたらに貯金しておけば正解というわけではありません。証券アナリストで資産形成アドバイザーの垣屋美智子さんは「使わない努力より、使う方で努力した方が良い」と言います。

※本稿は、有料メルマガ『垣屋美智子のキイトク』(まぐまぐ! )の一部を再編集したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

出費が多くてお金が貯まらない…

Q:20代の会社経営者、男性です。仕事で食事などに行ったり、付き合っている彼女との食事では必ず自分が支払ったり、全然お金がたまりません。どうすればお金は貯まりますか? 

A:ご質問ありがとうございます。一般的に、20代男性は同世代の女性に比べてお金が貯まらない構造にあると思います。

20代の女性はどの年代の男性からもチヤホヤされ、デート代という出費がない人もいる一方で、男性の場合、デートでは女性より多めに支払うということもあるでしょう。また、同性同士の集まりでも、男性の場合は年功序列で支払額を決めたりして、後輩と飲み会をした場合は多く支払ったりというのもありそうです。

ただ、お金が貯まらない構造にあるならば、使わない努力をするのではなく、使うけれども有効に使う努力をした方が良いというのが私の提案です。

お金を使う方で努力する

まず、仕事関係の食事については、共感し合う食事よりも、新しいことを学べる人との食事で出費するように心がけると良いのではないでしょうか。

たとえば同世代とばかり食事に行っているのであれば、先輩世代との飲み会にするだけでいつもと得られるものが違うと思います。誘われる方も、色々教えてもらいたいとお願いされて悪い気持ちはしないはずですし、実際、まだ先輩の方が多い20代ですから、積極的に先輩をお誘いして色々教えてもらうのは今後の役に立つことでしょう。

なお、質問者の方は20代ですが、たとえば30代や40代の方が敢えて年下との飲み会に参加するというのも、出費は増えるかもしれませんが得るものがあると思います。

デートでの出費より相手が重要

また、女性とのデートでの出費ですが、男性の中には「女性には1円も払わせたくない」というような人もいますし、ここで「デートは割り勘で」などと、女性との付き合い方のポリシーを変えるべきとは思いません。

ただ、冷水をかけるようではありますが、自分で交際費を持つのであれば、その交際があなたに過度な金銭的な負担をもたらしていないどうかは考えておくべきです。なぜなら、たとえば結婚を考えているカップルならば、男性の懐が痛むような出費を女性がさせるわけがないからです。

自己投資している感覚で前向きに出費をする

お金を使えばそれだけ新しい体験を得られるものです。ご質問者の方のように、会社経営をされていて、独身であるのであれば、貯めるよりも、これから会社を成長させていく原動力になるように、新しい体験や知識の習得にお金を使ってもらいたいと思います。

将来、生涯を共にしようと思うパートナーが見つかるでしょうし(もちろん今の彼女がそうかもしれません)、どうお金を貯めるかはそういう相手が見つかった時に2人で相談して決めると良いのではないでしょうか。

それでも出費を抑えてお金を貯めたいのなら…

最後に、もし出費があまりにもきついとお考えでしたら、私からのアドバイスは「出かけないでください」です。色々なところで割り勘を提案して涙ぐましい努力でお金を貯めたところで、ケチになったと思われるリスクもありますから、思い切って出かけないこと。1人で家で過ごすのが一番お金がかからない方法です。
垣屋 美智子

最終更新:12月8日(日)18時00分

LIMO

 

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