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株式明日の戦略-続伸も週間では小動き、来週は材料満載で波乱含み

3時46分配信 トレーダーズ・ウェブ

 6日の日経平均は続伸。終値は54円高の23354円。米国株高を受けて小幅に上昇して始まったが、米雇用統計の発表を前に様子見姿勢も強く、早々にこう着感が強まる展開。序盤で23400円台に乗せたものの買いが続かず伸び悩むと、23300円台で値動きが落ち着いた。値幅は日通しでも70円程度、後場だけでみれば30円弱と、非常に狭いレンジでのもみ合いが続いた。東証1部の売買代金は概算で1兆7900億円。業種別では証券・商品先物や建設、鉄鋼などが上昇した一方、ゴム製品や水産・農林、鉱業などが下落している。ハイテク株の一角が買いを集めており、アドバンテストや村田製作所、太陽誘電などが後場に入って上げ幅を拡大。半面、ユーロ円建てCBの発行を決定したニチコンが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1308/値下がり737。主力どころでは米バイオジェンの大幅高を材料に急伸したエーザイが市場の注目を大きく集めた。政府の大型経済対策への連想が働いた銘柄が動いており、大成建設や鹿島など建設株が強い動き。無電柱化関連としてイトーヨーギョーやベルテクス、橋りょうに強みを持つショーボンド、建設コンサルのイデアや日本工営などが買いを集めた。上方修正と増配を発表したラ・アトレは買いが殺到してストップ高比例配分となった。半面、武田やSBが軟調。月次が弱かったラウンドワンが大きく売られた。決算が失望となったアルチザネットワークスやファーマフーズは急落。直近で騰勢を強めていた富士通フロンテックやファルテック、オリバーなどが手じまい売りに押された。

 日経平均は上昇して始まった後はほぼ横ばい。週間では上昇したが、週足では陰線を形成した。週足では2週連続で実体部分が短い(週初と週末の値がほぼ同じ)状況で、かなり煮詰まっている。来週以降は材料も多く、大きな動きが出てくるとみておいた方が良さそうだ。上は11月26日の高値23608円、下は11月21日の安値22726円が注目ポイント。どちらかをブレークしてくれば、傾いた方向に勢いがつく可能性がある。下の場合は、昨年12月の急落が思い起こされて、短期的には売りが売りを呼ぶかもしれない。ただし、先進国の中央銀行は緩和的な政策を続けていること、国内も大型の経済対策に対する具体策が出てきたことなどから、ネガティブな反応が出てきたとしても一時的と考える。押し目を作るようなら年末にかけて良い買い場が到来したと捉えたい。


【来週の見通し】
 波乱含みか。米国の中国に対する制裁関税引き上げ期限の15日が目前に迫る中、10~11日にはFOMCがあり、12日には英国総選挙やECB理事会が予定されている。国内は日銀短観や機械受注など重要指標の発表が目白押しで、米国や中国でも注目指標が出てくるが、これらが霞んでしまうくらいビッグイベントが集中している。米国が関税引き上げを見送るかどうかが最大の注目点。これに関しては、期限は15日だが、13日(金)までに具体的な話が出てこない場合には、東京市場では引き上げを意識せざるを得なくなる。FOMCに関しては、今回は利下げは見送りが濃厚だが、一段の利下げを期待しているトランプ大統領が不満を示す可能性があることから、市場のセンチメントが悪化していた場合には、サプライズがないことが失望売りを誘う可能性はある。英国の選挙も結果次第では当然市場のかく乱要因になる。メーンシナリオは、米国はこのタイミングでの関税引き上げを見送り、それを受けて楽観ムードが優勢になるという展開。しかし、すべての材料がネガティブに作用して、一気にリスクオフムードが強まる可能性も否定はできない。

最終更新:3時46分

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