「米政府、12月15日の対中関税発動に変更なし」との報道が伝わり米中貿易協議への進展期待が大きく後退すると、リスク回避の円買いが加速。ドル円はNYダウが一時前日比420ドル超安となったことや、米債利回りの低下幅拡大も重石となり108円54銭付近まで下値を拡大。また、ユーロ円が120円30銭付近まで、ポンド円が141円03銭付近まで値を落としたほか、豪ドル円も74円19銭付近まで水準を切り下げるなどクロス円も弱含む状況となっている。0時31分現在、ドル円108.630-632、ユーロ円120.371-375、ユーロドル1.10808-811で推移している。
最終更新:12月4日(水)0時32分
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