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新興市場展望=決算シーズン通過で一息―マザーズ指数は底割れ回避、もみ合い回帰も不安続く

11月23日(土)9時09分配信 モーニングスター

現在値
Kudan 8,480 -70
BASE 1,606 -37
フリー --- ---
メドレー 1,283 ---
ランサーズ --- ---
 マザーズ指数は懸念された底割れを回避し、10月末に付けた直近高値877ポイントを奪回した。米国株式市場の失速もあって東証1部市場で日経平均株価が反落基調に入っており、短期資金が新興市場に流れた面もあるようだ。ただ、売買代金の低空飛行は続いており、本格的な復調にはまだ時間を要しそうだ。

 マザーズ指数は800ポイント台のもみ合いレンジ内で推移。今週までの下値不安は後退したが、状況は大きく変わっていない。決算発表シーズンの通過でリスク要因が後退したことが大きかったようで、赤字決算を受けて安値を更新したKudan <4425> が切り返してトレンド転換の動きに入りつつあるなど、マインドが転換する銘柄も出始めている。

<大型IPOブック入りで需給面に影>

 ただ、来週以降は12月IPO(新規上場)ラッシュのブックビルディングがスタート。まだ序盤戦ではあるが、今年の年末IPOは大型の新興市場上場銘柄が多い。IPOのブックは資金拘束を伴うため、既存市場の需給面に影響が出てしまいそうだ。

 来週は27日から200億円案件のメドレー <4480> (情報通信)、週末29日から76億円のランサーズ <4484> (情報通信)のブックがスタート。翌週は300億円超のフリー <4478> (情報通信)などのブック開始が控えており、ブック参戦のための資金をねん出する動きが警戒されそうだ。

 IPOは21日上場のトゥエンティーフォーセブン(=247) <7074> (サービス)が初値形成後に上値を追い、10月末上場のBASE <4477> が力強い値動きとなるなど、資金が集まり始めている。決算を経て投資妙味の後退している新興市場の主力級銘柄よりもIPOや直近上場銘柄に魅力が高まっているようだ。10月上場案件では医療施設型ホスピスのアンビスホールディングス <7071> に追撃妙味が大きそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:11月23日(土)9時09分

モーニングスター

 

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