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明日の戦略-連日の3桁下落でセンチメントは悪化、あすは上値の重い展開か

11月14日(木)16時37分配信 トレーダーズ・ウェブ

 14日の日経平均は続落。終値は178円安の23141円。前日終値近辺からスタートすると、前場では強弱感が入り交じりプラス圏とマイナス圏を行き来した。ダウ平均やS&P500の最高値更新は支援材料となった一方、円高進行は警戒材料となった。11時発表の中国指標が弱く、前引けは55円の下落(23263円)。しかし、昼休みに先物にまとまった売りが出てきたことから、後場はスタートから大きく水準を切り下げる展開。警戒ムードが強まり、250円近く下げる場面もあった。23100円を下回ったところでは押し目買いが入ったものの戻りは緩慢で、引けまでさえない動きが続いた。東証1部の売買代金は概算で2兆2400億円。業種別では情報・通信と水産・農林の2業種が上昇しており、医薬品が小幅の下げにとどまった。一方、パルプ・紙や繊維、ゴム製品が大幅安となっている。証券会社が目標株価を引き上げた東映が急騰。半面、アドバンテストが特段の材料が観測されないなかで、後場に入って急落している。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり371/値下がり1726。経営統合観測が流れたLINEとZHDが大賑わいとなり、LINEはストップ高比例配分、ZHDは17%近い上昇となり、全市場の売買代金トップ(ETFを除く)となった。これに関連してSBやソフトバンクGも上昇した。上期大幅増益のトリドールHDや上方修正を発表したシンクレイヤが急伸。マツオカコーポレーションは下方修正を発表したものの、悪材料出尽くしの見方から、株価は強い買い反応となった。ヤマハ発動機は3Qは2桁の営業減益であったものの、為替影響を除けば実質増益との会社リリースを好感して大幅高となった。一方、LINEとZHDの統合が警戒材料となった楽天が5%超の下落。ZOZOや日産自、OLCが大きく売られた。地合いが悪いなかで決算失望銘柄はたたき売られており、LIFULLやアルファクスFSはストップ安。下方修正を発表したJMCはストップ安比例配分となった。

 日経平均は連日の3桁下落。両日とも場中の動きが悪く、5日線(23341円、14日時点、14日終値23141円)も明確に割り込んだ。23500円台に乗せてわかりやすく上値が重くなった後、円高を伴っての失速となっただけに、上昇一服感が強く意識される。週末のあすは外部環境に相当ポジティブな材料がない限りは上値は重いだろう。ただし、23000円より下には25日線(22711円)も走っており、もう一段の下げがあれば押し目を待っていた投資家からの買いが入ると考える。きょうはアドバンテストが後場に急落しているが、欠点の少ないいわゆる「勝ち組」銘柄に関しては、目先は利食い売りに押されやすくなるかもしれない。今回の決算では内容が悪くても悪材料出尽くしで買われる銘柄が多くあった。また、足元では再編に関するニュースが多く出てきており、それまで市場の評価が高くなかった銘柄が急伸している。これらの点から市場では、変わる要素のある「負け組」探しの流れが強まる可能性がある。跳ねる銘柄をピンポイントで見つけることは難しいが、今回の決算を受けて底打ち感が出てきた銘柄など、過熱感のあまりないところにシフトする戦略が有効と考える。
小松

最終更新:11月14日(木)16時37分

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