NY株式13日(NY時間15:41)
ダウ平均 27769.14(+77.65 +0.28%)
ナスダック 8479.32(-6.77 -0.08%)
CME日経平均先物 23330(大証終比:+30 +0.13%)
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏で推移。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「米中は農産物の購入巡り協議が難航」と伝えたことで売りが強まる場面があったものの、売りが一巡すると買い戻しが活発化している。後半になってディズニーに買いが強まっており、ダウ平均の上げをサポート。
ダウ平均は取引開始直後に100ドル超の下落したものの、下値での押し目買い意欲が強くプラス圏に浮上している。市場の注目は米中貿易協議の行方に集まる中、前日のNYエコノミッククラブでのトランプ大統領の講演からは何もヒントが出なかった。市場には不透明感も漂う中、一部報道で、米中は第1段階の合意に近づいてはいるものの、既存の関税撤廃に踏み切るべきか、それとも12月15日に発効する予定の関税のみを取り消すかを巡って対立しているとも伝わっていた。米中協議の雲行きは依然として晴れないものの、期待感は依然として高く、株式市場は底堅さを堅持している。
きょうはパウエルFRB議長の上下両院経済合同委員会での議会証言が行われた。議長は「経済が軌道を維持する限り、現行政策は適切。基本的な見通しは良好だが、留意すべきリスクは残る」と言及した。ただ、それ自体に対する反応は限定的となった。
先日のFOMCでは、一旦追加利下げを見送る姿勢を強調していた。議長もその意向を踏襲しているものと思われるが、CMEのFEDウォッチでは12月利下げの確率は3%程度しかなく、既に市場は十分に織り込んでいる状況ではある。
ダウ採用銘柄ではディズニーのほか、ナイキ、P&G、コカコーラが上昇。一方、ダウ・インク、ファイザー、IBM、ゴールドマンが下落。
ディズニーは、前日に米国やカナダでサービスを開始した新動画配信サービス「ディズニー+」の登録者数が1000万人に達したと発表した。
ナイキは、アマゾンのウェブサイト上でのスニーカーや衣料品の直接販売を終了することを明らかにした。同社は小売り戦略の大幅な見直しを行っており、イーベイのCEOを務めたドナフー氏を次期CEOとする人事を発表している。アマゾンの助けを借りずに、オンライン販売をさらに積極化していく方針を示唆。
ナスダックは横ばい。米中は農産物の購入巡り協議が難航とのニュースで下げに転じたものの、前日水準まで戻している。AMDやアップルが上昇しているほか、ロク、クアルコムも堅調。一方、アマゾン、テスラ、ネットフリックスが軟調。
ネットフリックスは「ディズニー+」の登録者数が1000万人に達したとの発表が嫌気されている模様。
天然ガス大手のチェサピーク・エナジーが7日ぶりに反発。ルイジアナ州ヘーンズビルのシェール資産をコムストック・リソーシズに売却することで、両社は協議していると報じられている。
ワイヤレス半導体のスカイワークスが小反落。悪くはない決算を発表したものの、株価はネガティブな反応。アナリストからは、同じくアップルのサプライヤーであるコルボの強い決算と直近の株価上昇を考慮すると、今回の決算はやや迫力に欠けるとの指摘が聞かれた。
クラウドでシステムの監視サービスを手掛けるデータドッグが大幅高。7-9月期決算を発表しており予想を上回った。同社は9月にIPOを実施し、今回が公開後初の決算発表となったが、強いスタートを切った形となった。
なお、引け後の決算はシスコシステムズが第1四半期の発表を予定。
チェサピーク 0.70(+0.03 +4.81%)
コムストック 7.18(+0.30 +4.36%)
スカイワークス 101.09(-0.50 -0.49%)
データドッグ 39.90(+5.50 +15.99%)
アルファベット(C) 1299.36(+0.56 +0.04%)
フェイスブック 193.15(-1.32 -0.68%)
ネットフリックス 282.80(-9.21 -3.15%)
テスラ 345.95(-3.98 -1.14%)
アマゾン 1750.92(-27.08 -1.52%)
エヌビディア 208.00(-1.61 -0.77%)
ツイッター 29.04(-0.01 -0.03%)
ダウ採用銘柄
J&J 130.86(-0.49 -0.37%)
P&G 120.82(+1.55 +1.30%)
ダウ・インク 53.62(-1.54 -2.79%)
ボーイング 362.72(-0.17 -0.05%)
キャタピラー 144.52(-1.82 -1.24%)
ユナイテッド 148.25(-0.14 -0.09%)
ビザ 179.31(-0.43 -0.24%)
ナイキ 91.14(+1.64 +1.83%)
ウォルグリーン 62.26(-0.45 -0.72%)
3M 170.26(-0.58 -0.34%)
エクソンモビル 68.77(-0.60 -0.86%)
シェブロン 122.27(+1.31 +1.08%)
コカコーラ 52.40(+0.69 +1.33%)
ディズニー 148.93(+10.35 +7.47%)
マクドナルド 194.84(+1.56 +0.81%)
ウォルマート 121.13(+2.01 +1.69%)
ホームデポ 234.28(+1.16 +0.50%)
JPモルガン 128.42(-0.74 -0.57%)
トラベラーズ 134.12(+0.77 +0.58%)
ゴールドマン 218.87(-1.55 -0.70%)
アメックス 120.27(-0.62 -0.51%)
ユナイテッドヘルス 254.32(-0.93 -0.36%)
IBM 134.30(-1.29 -0.95%)
アップル 264.20(+2.24 +0.86%)
ベライゾン 59.47(+0.15 +0.24%)
マイクロソフト 147.13(+0.06 +0.04%)
インテル 57.83(-0.37 -0.64%)
ファイザー 36.56(-0.41 -1.11%)
メルク 84.94(+0.82 +0.97%)
シスコシステムズ 48.64(+0.27 +0.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 27769.14(+77.65 +0.28%)
ナスダック 8479.32(-6.77 -0.08%)
CME日経平均先物 23330(大証終比:+30 +0.13%)
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏で推移。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「米中は農産物の購入巡り協議が難航」と伝えたことで売りが強まる場面があったものの、売りが一巡すると買い戻しが活発化している。後半になってディズニーに買いが強まっており、ダウ平均の上げをサポート。
ダウ平均は取引開始直後に100ドル超の下落したものの、下値での押し目買い意欲が強くプラス圏に浮上している。市場の注目は米中貿易協議の行方に集まる中、前日のNYエコノミッククラブでのトランプ大統領の講演からは何もヒントが出なかった。市場には不透明感も漂う中、一部報道で、米中は第1段階の合意に近づいてはいるものの、既存の関税撤廃に踏み切るべきか、それとも12月15日に発効する予定の関税のみを取り消すかを巡って対立しているとも伝わっていた。米中協議の雲行きは依然として晴れないものの、期待感は依然として高く、株式市場は底堅さを堅持している。
きょうはパウエルFRB議長の上下両院経済合同委員会での議会証言が行われた。議長は「経済が軌道を維持する限り、現行政策は適切。基本的な見通しは良好だが、留意すべきリスクは残る」と言及した。ただ、それ自体に対する反応は限定的となった。
先日のFOMCでは、一旦追加利下げを見送る姿勢を強調していた。議長もその意向を踏襲しているものと思われるが、CMEのFEDウォッチでは12月利下げの確率は3%程度しかなく、既に市場は十分に織り込んでいる状況ではある。
ダウ採用銘柄ではディズニーのほか、ナイキ、P&G、コカコーラが上昇。一方、ダウ・インク、ファイザー、IBM、ゴールドマンが下落。
ディズニーは、前日に米国やカナダでサービスを開始した新動画配信サービス「ディズニー+」の登録者数が1000万人に達したと発表した。
ナイキは、アマゾンのウェブサイト上でのスニーカーや衣料品の直接販売を終了することを明らかにした。同社は小売り戦略の大幅な見直しを行っており、イーベイのCEOを務めたドナフー氏を次期CEOとする人事を発表している。アマゾンの助けを借りずに、オンライン販売をさらに積極化していく方針を示唆。
ナスダックは横ばい。米中は農産物の購入巡り協議が難航とのニュースで下げに転じたものの、前日水準まで戻している。AMDやアップルが上昇しているほか、ロク、クアルコムも堅調。一方、アマゾン、テスラ、ネットフリックスが軟調。
ネットフリックスは「ディズニー+」の登録者数が1000万人に達したとの発表が嫌気されている模様。
天然ガス大手のチェサピーク・エナジーが7日ぶりに反発。ルイジアナ州ヘーンズビルのシェール資産をコムストック・リソーシズに売却することで、両社は協議していると報じられている。
ワイヤレス半導体のスカイワークスが小反落。悪くはない決算を発表したものの、株価はネガティブな反応。アナリストからは、同じくアップルのサプライヤーであるコルボの強い決算と直近の株価上昇を考慮すると、今回の決算はやや迫力に欠けるとの指摘が聞かれた。
クラウドでシステムの監視サービスを手掛けるデータドッグが大幅高。7-9月期決算を発表しており予想を上回った。同社は9月にIPOを実施し、今回が公開後初の決算発表となったが、強いスタートを切った形となった。
なお、引け後の決算はシスコシステムズが第1四半期の発表を予定。
チェサピーク 0.70(+0.03 +4.81%)
コムストック 7.18(+0.30 +4.36%)
スカイワークス 101.09(-0.50 -0.49%)
データドッグ 39.90(+5.50 +15.99%)
アルファベット(C) 1299.36(+0.56 +0.04%)
フェイスブック 193.15(-1.32 -0.68%)
ネットフリックス 282.80(-9.21 -3.15%)
テスラ 345.95(-3.98 -1.14%)
アマゾン 1750.92(-27.08 -1.52%)
エヌビディア 208.00(-1.61 -0.77%)
ツイッター 29.04(-0.01 -0.03%)
ダウ採用銘柄
J&J 130.86(-0.49 -0.37%)
P&G 120.82(+1.55 +1.30%)
ダウ・インク 53.62(-1.54 -2.79%)
ボーイング 362.72(-0.17 -0.05%)
キャタピラー 144.52(-1.82 -1.24%)
ユナイテッド 148.25(-0.14 -0.09%)
ビザ 179.31(-0.43 -0.24%)
ナイキ 91.14(+1.64 +1.83%)
ウォルグリーン 62.26(-0.45 -0.72%)
3M 170.26(-0.58 -0.34%)
エクソンモビル 68.77(-0.60 -0.86%)
シェブロン 122.27(+1.31 +1.08%)
コカコーラ 52.40(+0.69 +1.33%)
ディズニー 148.93(+10.35 +7.47%)
マクドナルド 194.84(+1.56 +0.81%)
ウォルマート 121.13(+2.01 +1.69%)
ホームデポ 234.28(+1.16 +0.50%)
JPモルガン 128.42(-0.74 -0.57%)
トラベラーズ 134.12(+0.77 +0.58%)
ゴールドマン 218.87(-1.55 -0.70%)
アメックス 120.27(-0.62 -0.51%)
ユナイテッドヘルス 254.32(-0.93 -0.36%)
IBM 134.30(-1.29 -0.95%)
アップル 264.20(+2.24 +0.86%)
ベライゾン 59.47(+0.15 +0.24%)
マイクロソフト 147.13(+0.06 +0.04%)
インテル 57.83(-0.37 -0.64%)
ファイザー 36.56(-0.41 -1.11%)
メルク 84.94(+0.82 +0.97%)
シスコシステムズ 48.64(+0.27 +0.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
最終更新:11月14日(木)6時11分
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