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個人投資家が「勝ち癖」をつけるために覚えておきたい「2つの鉄則」

11月13日(水)15時00分配信 マネー現代

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(文 石井 勝利) ----------
世界経済の減速懸念から、乱高下が激しくなっている株式市場。その中で、私たち個人投資家が儲けるにはどうしたらよいのか? 45年間、市場と対峙してきた百戦錬磨の個人投資家で、著書『株の鬼100則』がある石井勝利氏は、まず監視銘柄の数を絞ること、そして上昇トレンドの押し目を狙うことで勝率は高まると説く。この2つの鉄則について、詳しく教えてもらった。
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自分の得意分野で勝負せよ

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 東京証券取引所に上場している企業は現時点で3650を超えている。

 投資に当たって、プロのようにすべての銘柄に目を光らせるのは、困難である。仕事でやっているわけではないし、おのずと限界がある。

 そこで、個人投資家が有利に戦うには、「得意分野」「知ってる会社」「興味のある会社」に対象を絞ることを薦めたい。

 こうした会社ならば、20社くらいでも業績を追い、テクニカルの検証をスマホなどで適宜行うことができるはずだ。

 追跡のやり方は、自分の立場でよく知っている業界、テーマ、会社を第一にするのが良い。知っているだけで有利であり、詳しく業績の動向などもつかみやすいからだ。

 私は建設、不動産、食品、電機、医療、自動車などに興味があり、詳しいのでその分野で勝負している。

 主に得意分野の中で底値確認、押し目、売り時などが見えてくる。

 このような習慣を持つことで「勝ち癖」がついてくる。

 順調なトレードの習慣がつけば、失敗、損切りが少なくなり、投資効率が良くなり、運用資産が増えてくる。

 それが20%でも、30%にでもなれば、資産は雪だるま式に増え、やがては倍々の資産増加につながるのだ。

 「資産を1億にした」という人たちは、失敗しないやり方を守り、運用実績を上げて、雪だるま式に資産を増やしている。

 ある人は、不人気の小型株を買い集めて四季報に載った。

 ある程度増えれば、元金を省いても、運用資金は潤沢になるので、投資に余裕が出てくる。

 この余裕が好循環となり、「勝てる投資のスタイル」が確立するのだ。

 日ごろのトレードでは、まずは勝ち癖をつけることが大切だ。その習慣こそ、株で勝つための「100則」の神髄である。

上昇トレンドの押し目を狙え

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 株にお金を投じて、リターンを期待するのは、「先行き上がる」「持ち直す」という確証がなければならない。

 私は銘柄選び、買いに入るタイミングは、ひとつの方法ではなく、いくつかの考え方を持っている。

 ひとつは、時流に乗った右肩上がりの銘柄の押し目を狙う方法だ。

 これは業績が良く、材料があり、トレンドが右肩上がりである銘柄で、その押し目を狙うことにしている。

 上げている最中に乗るのは、調整に遭遇し、逆に時間がかかるので、必ず、調整からの下げの後の反発を狙う。

 もうひとつは、人気の銘柄や優良銘柄が底値シグナルを見せた後に、長期狙いで買うことだ。

 これも時間がかかるが、さらなる下値で含み損を抱えるリスクがないので、精神的に苦しくない。

 基本は、上げトレンドを狙うことだ。

 しかも、必ず、押し目である。上値を追いかけることはしない。

 ファンダメンタルズのPER、PBRは、夢が買われる時代なので、あまり重視はしていない。

 PERでの割安を買うのは簡単だが、将来の事業環境が悪いか、頭打ちで安値放置されているものを買っても勝機はない。

 東証一部は基本的に事業内容重視だが、さらに、テクニカルのタイミングを優先する。

 新興市場は材料+テクニカルで、第一はテクニカルでの押し目を買う。

 新興は業績より材料なので、人気の銘柄のトレンドが押し目のタイミングを狙う。

 これで、そんなに大きな失敗はない。

 長年やっている投資であっても、リスキーな買い方はしないのだ。
石井 勝利

最終更新:11月13日(水)15時00分

マネー現代

 

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