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8月の安値トライは究極のダマシ!米ドル/円は2018年高値114.55円突破へ!

11月9日(土)14時01分配信 ザイFX!

NYダウ 日足
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NYダウ 日足
米ドル/円 日足
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米ドル/円 日足
米ドル/円 日足(2019年11月7日配信、11月8日再作成)
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米ドル/円 日足(2019年11月7日配信、11月8日再作成)
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米ドル/円 日足
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米ドル/円 日足
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米ドル/円 日足
米ドル/円 日足 (出所:TradingView)
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米ドル/円 日足 (出所:TradingView)
■米ドル/円は一時、2019年8月高値をブレイク! 
 米国株は高値(もちろん史上最高値)を更新し続け、米ドル/円も切り返してきた。

 前回(2019年11月1日)のコラムのタイトル「米国株の本格的なバブルはこれからだ!  米ドル/円の反落はスピード調整にすぎない」が示したとおりの値動きだ。

 前回執筆日(11月1日)の安値が押し目買いのポイントであったことが、目下の値動きによって証左されただけでなく、昨日(11月7日)、一時109.49円にトライして、8月1日(木)高値の109.33円をブレイクした、という点も見逃せない。同高値のブレイクは重要な意味合いをもち、これからの見通しを一段と明るくしたと言っても過言ではない。

■8月高値突破の可能性はテクニカル的に根拠があった
 もっとも、11月に入ってからの切り返しは、早晩8月高値の突破を果たす、という可能性を示していた。テクニカル上の詳細を昨日(11月7日)の夜配信したレポートをもって説明する。

 原文は以下のとおり。

 ドル/円は1日から切り返し、同日安値107.89は重要なポイントを示した。まず、8月安値から10月安値を連結するサポートライン(紫)と合致、次は一目均衡表における基準線のサポートを証明、最後にGMMAにおける短期スパンの支持も印証した値動きだとみる。

 200日線にめぐる攻防、本日の値動きからみるとロング勢に軍配を挙げられ、本日ザラ場安値(現時点)も短期スパンの機能を証明している。昨日高値を完全にブレイクできれば、プライスアクションのサインも再び強気として解釈され、上値トライしやすい環境に。

 もっとも大事なのは、直近の10月30日の「スパイクハイ」風陰線(緑矢印)は8月1日の大陰線(赤矢印)と同様、109前半の抵抗を示しているが、「三度目の正直」で突破されやすいでしょう。換言すれば、「スパイクハイ」にしても、8月1日の弱気「リバーサル&アウトサイド」にしても、目先は「否定」される寸前なので、両日の高値がむしろ「磁石」の効用を発揮、値動きを引き寄せる力がある。

 ゆえに、ブレイク必至と思われ、またブレイク後の基調の一段改善で4月高値112.41への全値戻しを図るでしょう。RSIでみる現状、全く過熱になれず、上昇途中というか、上昇の初歩段階さえと読み取れ、8月高値を超えれば、息の長いトレンドへ。

■メインシナリオは「逆三尊」が示唆するとおり
 このように、8月高値のブレイクは、テクニカル的に起こり得る可能性が大きかった。また、先月(10月)末の急落を「ネックライン」の再確認という位置づけでみれば、日足における「逆三尊(※)」の可能性も一段と高まるだろう。

(※編集部注:「逆三尊」とはチャートのパターンの1つで、大底を示す典型的な形とされている。「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」とも呼ばれる。また、「逆三尊」の逆で、天井を示す典型的な形が「三尊型」(ヘッド&ショルダーズ))

 本コラム10月11日(金)のタイトル「まだ早いけど、言っちゃった!  米ドル/円日足に『逆三尊』の可能性」のように、筆者はいち早くその可能性を指摘してきたので、それが相場によって証明された以上、同フォーメーションの指示どおり、これからもメインシナリオとして維持していきたい。

■8月の安値トライは究極の「ダマシ」だった
 より重要なのは、8月高値のブレイクが、あるサインを証明しているということだ。同サインの確立は筆者に一段と自信を与え、また、同サインの点灯が「相場の真実がそこにある」と確信するほど、これからの進路を指示してくれている。それは他ならぬ、「ダマシ」のサインである。

 月足で見るとわかるように、8月の大陰線は、一時、今年(2019年)1月安値や、昨年(2018年)3月安値を下回っていた。

 このまま下値打診し続けてもおかしくなかったが、その後、切り返し、また昨日(11月7日)、8月高値の更新を果たしたわけだ。これによって、8月大陰線の意味合いは否定され、8月安値のトライは究極の「ダマシ」であったことが示唆された。

 日足でみると、8月1日(木)の大陰線が最も鮮明であった。

 同日のローソク足が示したサイン(弱気リバーサル&アウトサイド)があったからこそ、8月安値104.45円がもたらされたから、昨日(11月7日)の8月1日(木)高値のブレイクが、より重要なサインを再点灯したこともおわかりいただけると思う。

■米ドル/円は早晩2018年高値をブレイクするだろう
 8月安値が究極の「ダマシ」であったという言い方は、2019年1月安値や2018年3月安値の一時下放れがあったのみでなく、2015年高値を起点とした保ち合いが、どこで終了したかと数える上でも、大きなヒントを示してくれている。

 結論から言うと、2019年1月安値(フラッシュ・クラッシュ)をもって大型保ち合いはすでに終焉した公算が高い。8月の安値が「ダマシ」であれば、すでにトライアングル型保ち合いの打破、すなわち上放れの可能性を示しているから、より長い目でみれば、早晩2018年高値114.55円のブレイクを果たすことだろう。これこそ、相場の宿命である。

 つまるところ、1月のフラッシュ・クラッシュが何だったかがわかれば、これからの米ドル/円の進路は鮮明に見えてくる。

 このあたりの話はまた次回にて詳説したいが、大きなヒントとして筆者の9月6日(金)コラムやYouTobuチャンネルを参考にしていただければ、おのずと悟れるかと思う。

 最後に、日経平均は米国株の高値更新に追随、早ければ2019年年内にでも昨年(2018年)高値を更新できると思うから、米ドル/円と同様、強気で臨みたい。市況はいかに。
陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

最終更新:11月9日(土)16時26分

ザイFX!

 

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