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〔米株式〕NYダウ、小反落=英EU離脱めぐる不透明感で(22日)☆差替

10月23日(水)5時58分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、英国の欧州連合(EU)離脱問題をめぐる不透明感の高まりを嫌気し、小反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比39.54ドル安の2万6788.10ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は58.69ポイント安の8104.30で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2004万株減の7億8778万株。
 EU離脱をめぐって英下院は22日、EU離脱法案を3日間で審議・採決する政府提案を否決。10月末に予定していたEU離脱の実現は難しくなり、英国政治の迷走が再び長期化するとの失望が広がり、22日午後の米株式市場でダウがマイナス圏に沈むきっかけとなった。
 ただ、英下院の政府提案日程の否決が伝わるまでは、ダウは一時120ドル近く上昇。米主要企業の2019年7~9月期決算の発表が山場を迎える中、好業績企業には買いが集まって相場を支えた。家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は化粧品やヘルスケアなどの部門が好調で2020年通期の利益見通しを上方修正。また、航空機関連が好調だった総合電機ユナイテッド・テクノロジーズも19年通期の利益見通しを上方修正。ダウ構成銘柄である両社株はともに大幅高となった。
 調査会社リフィニティブによれば、主要500社のうち決算発表を済ませたのは98社で、このうち83%が市場予想を上回る利益を上げた。「決算シーズンでは総じて堅調な業績が相次いでおり、22日も英EU離脱のニュースがなければ、底堅い相場だった」(準大手証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)では、バイオジェンが26.1%高。ハーレーダビッドソンが8.0%高、ゼネラル・エレクトリック(GE)が3.1%高、P&Gが2.6%高、ユナイテッド・テクが2.2%高、ボーイングが1.8%高。一方、トラベラーズが8.3%安、マクドナルドが5.0%安、フェイスブックが3.9%安だった。(了)

最終更新:10月23日(水)8時28分

時事通信

 

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