ここから本文です

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 黄金の3ヵ月、勝負の時が始まる!

10月20日(日)9時30分配信 株探ニュース

株式アドバイザー 北浜流一郎
拡大写真
株式アドバイザー 北浜流一郎
現在値
エスプール 631 +5
信越化 11,770 -255
日立 4,112 -53
ソニー 6,701 -111
トヨタ 7,795 -94
「黄金の3ヵ月、勝負の時が始まる!」

●市場の根幹は強い

 米中貿易協議が終わって両国の対立が緩和。内外市場は目下これを歓迎中だ。

 トランプ米政権は中国製品に対する関税引き上げを止めるわけではない。10月15日に実施する予定のものを先送りしただけながら、日経平均株価はそれが明らかになってからも高値をキープしている。

 私は例年、この時期になると

「黄金の3ヵ月相場が始まる」

と叫んでいる。しかし、「黄金」という表現はベタ過ぎるとの外野の声があり、今年は「勝負の3ヵ月相場が来た」と言い変えることにしたが、いまでは「黄金の3ヵ月が来た」で良かったかもしれない……と思っているところだ。実際、上昇トレンドが継続しているからだ。

 何しろ、日経平均は日足チャートが16日には「3空」になった。株価が急騰し、3つ窓を開ける形になるのが「3空」。これが出ると大抵市場は失速してしまう。そのため、昔から

「3空踏み上げに売り向かえ」

という相場格言があるくらいだ。もちろん、絶対下がるわけではないものの、実際に反落してしまうことも多い。この原理が今回も当てはまるなら、日経平均は急反落してもおかしくない。しかし、実際は下げていない。これは、市場の根幹が強いから。こう見てよい。

●株価押し上げにつながったトランプ政策

 いまはトランプ政権が強引に押し進めている自国優先の重商主義政策が、株式市場の押し上げ要因になっていると見てよい。たしかに、一般的にはトランプ政権の強硬姿勢が世界経済の失速要因になるとされる。

 実際、IMFの世界経済見通しも、2019年の成長率は下方修正され、世界金融危機以降で最も低い3.0%と予測されている。この大部分はトランプ政権のせい、ということになるようだが、経済の減速を回避すべく各国中央銀行は政策金利の引き下げを実施中だ。

 つまり、トランプ政権の強引な貿易政策の実行→世界経済の失速懸念→各国中央銀行による政策金利の引き下げ。こんな構図になっていて、株は上がりやすい。こうなっているだけに、ここは大事に株と付き合っていきたい。

 そこで注目は、主力銘柄のトヨタ自動車 <7203> 、ソニー <6758> 、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、信越化学工業 <4063> 、日立製作所 <6501> などの急反発銘柄に比べて出遅れてしまっている銘柄から、まずはコールセンターなどへの派遣と障害者雇用支援の農園販売に強いエスプール <2471> になる。

 生損保などの保険代理店大手アドバンスクリエイト <8798> も、株価はまだ底値圏。今回の台風19号で保険会社は保険料の支払いが大変だろうとの見方から急落したが、今後を考えると保険加入者は増加すると見てよい。

 人気の横浜家系ラーメン「町田商店」の展開が順調なギフト <9279> [東証M]も、株価は目先の底を打った可能性が高く期待が持てる。

 先日NHKテレビを見ていたら、美空ひばりの歌声を最新のAI技術によって再現していた。ディープラーニングで学習させた“AIひばり”が新曲を歌うのだが、実に見事にひばりの歌声を甦えらせており、非常に感動的だった。制作に協力したのはヤマハ <7951> 。歌声の驚異的な再現力は高く評価でき、その技術力の高さは株式市場でも今後評価されるだろう。

 高値圏銘柄にも敢えて注目しておくと、来年の東京オリンピック開催に向けて訪日客の増加が続くことを考えると日本空港ビルデング <9706> だ。そして、ご存じ「正露丸」(私は最近ほとんど服用していないが…。あまりに匂いが強烈で…)のメーカー、大幸薬品 <4574> の押し目を狙いたい。

2019年10月18日 記

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:10月21日(月)9時22分

株探ニュース

 

情報提供元(外部サイト)

【あわせて読みたい】

この記事の関連銘柄ニュース

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン