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株式明日の戦略-伸び悩むも年初来高値を更新、来週は決算を材料に堅調相場が続くか

10月19日(土)3時55分配信 トレーダーズ・ウェブ

 18日の日経平均は反発。終値は40円高の22492円。米国株高を好感して上昇して始まると、早々に上げ幅を3桁に拡大。11時発表の中国経済指標を確認した直後には22600円台に乗せる場面もあるなど、前場は強い地合いが続いた。一方、後場は伸び悩む展開。前引けより水準を切り下げて始まると、22500円より上が重く、小幅高でのもみ合いが続いた。TOPIXは後場寄りから下げに転じると、引けまでマイナス圏で推移した。東証1部の売買代金は概算で1兆9900億円。業種別ではガラス・土石や石油・石炭、繊維などが上昇している一方、食料品や情報・通信、陸運などが下落している。キャリアインデックスがストップ高。リブセンスから不動産賃貸情報サイトを譲り受けることを発表したことが買い材料となっており、リブセンスも大幅高となった。半面、モバイルファクトリーは3Q決算と同時に通期の利益見通しを引き上げたものの、市場の反応は売りとなり、後場に入って大きく値を崩した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1053/値下がり1002。台湾TSMCの好決算が刺激となり、ハイテク株が買われる展開、SCREEN、太陽誘電、SUMCOが特に強い動きを見せ、ローチェやトリケミカル、RSテクノロジーなど小型の半導体関連などにも資金が向かった。大平洋金属は証券会社のリポートを手がかりに急伸。ゼオライトナノ粒子の製造技術に関するリリースを材料に中村超硬がストップ高比例配分となった。一方、資生堂が3%を超える下げとなったほか、花王やファンケルなど化粧品株が軟調。証券会社が投資判断を引き下げたパンパシHDが大幅安となり、下方修正と減配を発表したアーレスティが急落した。このところ乱高下しているワークマンは10%を超える大幅下落。本日新規上場のワシントンホテルと浜木綿はどちらも高い初値をつけたが、ワシントンホテルがその後も上値を伸ばした一方、浜木綿の終値は初値を大きく下回った。

 日経平均は週間で3.2%上昇した。きょうも後場は失速するなど、大きく上げた後は伸び悩む場面も多かったが、それでも週末一段高で年初来高値を更新しており、この勢いはしばらく続くと考える。ここから先は、まずは昨年12月の戻り高値22698円を早々に上回ることができるかが焦点となる。上回れば23000円台奪還は時間の問題で、その上にある同年10月の高値24448円を試しに行く展開が想定される。一方、TOPIXは週間で1.7%高と日経平均の半分程度の上昇率にとどまり、マザーズ指数にいたっては横ばい(0%)であった。来週からは決算発表シーズンに突入するため、日経平均優位の環境はもうしばらく続きそう。ただ、今週のようにあまりに格差が広がりすぎると、どこかでそれを修正する動きが出てくる可能性はあり注意したい。


【来週の見通し】
 堅調か。週半ば辺りまでは決算発表前で祝日も挟むことから、方向感は出づらいだろう。一方、決算銘柄を中心に売買活況が見込まれる後半にかけては、株高基調が強まると考える。決算では日本電産(23日)、ディスコ(24日)、信越化学(25日)などがなかでも注目される。米国でも決算が本格化するが、キャタピラー、ボーイング、マイクロソフト(23日)、アマゾン、インテル(24日)などの決算が大きな注目を集める。決算自体は強弱あると思われる。また、英国のEU離脱動向やECB理事会など相場をかく乱しそうな材料もある。ただし、米中の対決色がやや和らいでいるなかでは、好材料に対するポジティブな反応が強めに出ることで、リスク選好ムードの強い地合いが続くと予想する。


【今週を振り返る】
 堅調となった。前週の米中閣僚級協議では両国の歩み寄りがみられ、米国による対中追加関税の引き上げが見送られた。これを好感して三連休明け15日の日経平均は400円を超える大幅上昇。その後も米中関係改善を期待した買いが続き、翌16日には年初来高値を更新した。米国で決算銘柄の多くに強い動きが見られたことも、株高の流れを後押しした。物色では半導体株を中心にハイテク株が騰勢を強めた。一方、新興市場はこの流れに乗り切れず、マザーズ指数は下値模索が継続。日経平均とそれ以外の指数では景色が大きく異なる週でもあった。日経平均は週間では693円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。

最終更新:10月19日(土)3時55分

トレーダーズ・ウェブ

 

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