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<話題>リスクオンへの傾斜は継続するのか

10月18日(金)17時42分配信 モーニングスター

 今週(15-18日)は、やはり16日だろう。日経平均株価は取引時間中に前日比408円高の2万2615円まで値を上げ、終値も265円高の2万2472円と、4月25日の年初来高値2万2307円を更新した。東証1部の値上がり銘柄は1513銘柄と、前日の1898銘柄からは減少したが、全体の約7割にのぼり、年初来高値銘柄は196銘柄と、前日の145銘柄から増加した。

 英国のEU(欧州連合)離脱をめぐる懸念の後退や、JPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴといった大手銀行の業績が市場予想を上回るなど、米企業決算発表の順調な出足が追い風となったが、一方で良好な需給関係が背景にあった点も見逃せない。

 例えば信用残高。9月13日申込み現在(2市場合計)の信用倍率(金額ベース)が1.88倍と、実に7年半ぶりに2倍を割り込んで話題となったが、その後も低い状態は続いており、10月11日申込み現在も2.35倍の低水準。米中貿易摩擦の長期化、英国の合意無きEU離脱などをある程度織り込んでのことと思われるが、その分、今週は一気に買戻しが進んだ可能性がある。

 また、投資部門別売買状況を見ても、海外投資家は10月第2週(7-11日)に531億円を買い越し、前週の1149億円の買い越しに続いて2週連続の買い越しとなっており、今週も買い越した可能性が高そう。米国における10年債利回りの上昇に見られるように、リスクオフからリスクオンへの傾斜が今後も続くのかどうか。ドル・円相場の動向にも直結しており、目が離せない。

提供:モーニングスター社

最終更新:10月18日(金)17時42分

モーニングスター

 

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