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明日の戦略-上昇一服で売買代金も急減、決算発表を前に閑散相場が続くか

10月17日(木)16時36分配信 トレーダーズ・ウェブ

 17日の日経平均は5日ぶり小幅反落。終値は21円安の22451円。米国株は下落したものの小動き。売り買いの手がかりに乏しいなかで、終日方向感に欠ける展開となった。小幅安スタートから早々にプラス圏に浮上したが、上値も重く、次第にこう着感が強まった。小幅高での時間帯が長かったものの、商いも盛り上がらないなか、取引終盤にかけて下げに転じた。東証1部の売買代金は概算で1兆9200億円。業種別では海運や空運、石油・石炭などが上昇している一方、電気・ガスや陸運、水産・農林などが下落している。ソニーが高く始まった後も継続的な買いが入って大幅高。半面、任天堂は売り先行から一本調子の下げが続いて大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり636/値下がり1433。社長のインタビュー記事が好感された村田製作所が強い上昇。太陽誘電やSUMCOなどハイテクの一角にも買いが入った。3四半期ぶりに営業赤字を脱却するとの観測報道を受けてヤマトHDが大幅高。前日急落のワークマンは4%超上昇した。上方修正を発表した三信電気や増配を発表したギフトが急伸。通期見通しを引き上げたシステムロケーションがストップ高まで買われた。一方、リクルートHDやみずほなど内需の一角が軟調。日経新聞1面で政府が携帯料金の値下げ競争を促す方針と伝わったことから、NTTやドコモ、KDDIなど大手通信株が弱い動きとなった。直近で大きく上げた銘柄の多くが手じまい売りに押されており、イトーヨーギョーや麻生フォームクリート、イノベーションなどが急落した。

 日経平均は終日小動き。東証1部の売買代金は概算で1兆9200億円と、きのうの2兆4900億円から急減した。あすは週末で、来週は火曜22日が祝日。その後に業績発表が出始めるというスケジュールのため、来週半ばあたりまでは、きょうのような閑散相場が続くかもしれない。年初来高値を更新してすぐに失速すると、直近で楽観に傾いた反動が強く出やすくなるため、現状の22500円近辺を維持して週を終えたいところだ。

 きょうの日本経済新聞では、電子部品の世界需要の落ち込みが底を打ちつつあるとの村田製作所の社長コメントが掲載され、村田製作所ほか電子部品株の支援材料となった。来週以降、本格化する決算発表の場で、他の企業からもこの見方をサポートするような発言が出てきた場合には、足元で強い動きが見られるハイテク株の上昇を一段と後押しする可能性がある。決算を経てハイテク株の買い安心感がさらに強まるようなら、関連銘柄の裾野は広いだけに、年末に向けてハイテクラリーが続くと予想する。
小松

最終更新:10月17日(木)16時36分

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