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Kenta:アルトコイントレード:複雑なテクニカル分析は不要【FISCOソーシャルレポーター】

10月17日(木)11時51分配信 フィスコ

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Kenta氏(Twitter:@ORCA_Signal)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年10月11日 に執筆

アルトコインのトレードは株やFXのトレードとは全く異なる側面を持っています。
その1つがアルトコインのトレードでは複雑なテクニカル分析を駆使してもあまり意味が無いというトレードの常識を疑いたくなるような側面です。

株やFXのトレードではMACD、RSI、一目均衡表、エリオットウェーブ、フィボナッチなどテクニカル分析を駆使し、重要イベントや突発的な要人発言などファンダメンタルを意識したトレードスタイルが常識です。

アルトトレードにおいては株やFXトレードでの常識を一切捨てる必要があります。もちろんチャートやトレンドラインの読み方など必要最低限のテクニカルな知識は必要ですが、それだけで勝てる世界ではありません。少し乱暴な言い方をするとテクニカル分析は必要最低限なもの以外は知る必要が無い、使う必要がないのです。

そもそもテクニカル分析は過去の膨大なマーケットデータを分析すると「過去はこの場合にはこう動くことが多かった」というパターンを解析し指標にしたものです。仮想通貨の相場は歴史が浅く過去のデータが多くありません。また、以前もご説明した通りマーケット規模自体が小さいのでクジラなどによる影響でテクニカルを完全に無視した相場が形成されます。加えてビットコインとの関係性です。過去に同じチャートパターンがあったとしても当時のビットコインと今のビットコインの動きが異なるためアルトコインの動きも全く異なってきます。アルトコインの値動きはビットコインの値動きに大きく影響を受けるからです。

とは言えテクニカル分析が全く無意味だとは言いません。もちろん有効に働きます。ただ、あまり難易度の高いテクニカルは思ったほどの効果は得られません。なぜなら多くのアルトトレーダーは、そのような難易度の高い、ある意味マニアックなテクニカル指標を使っていないからです。テクニカルが効くのは、いかに多くのトレーダーが同じテクニカル指標を使い、同じようにチャートを見ているかです。誰も使っていないテクニカル指標を駆使したところで効かないのです。その意味でサポートラインやレジスタンスラインなど基本を抑えておく方がよほど効果的です。アルトトレードでは誰もが使えるテクニカル指標が最も効果的なのです。


「エリオット波動を使ってテクニカル分析する事がトレードの醍醐味だ!」


反対はしません。ですが、そのエリオット波動やフィボナッチを意識したチャートをBot(自動売買プログラム)を使い、自由に作れてしまうのがアルトコインのマーケット。そのようなマーケットでテクニカル分析がどれ程の威力を発揮するのでしょうか。

再度言いますがテクニカル分析が決して無駄だとは言いませんし、私も使います。ただ、テクニカルだけに頼るのではなく、アルトコインのマーケットはテクニカル以外の要因が大きく影響するマーケットなのだと理解し、相場に向き合う事が肝要です。



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執筆者名:Kenta
Twitter:@ORCA_Signal


《SF》
株式会社フィスコ

最終更新:10月17日(木)11時51分

フィスコ

 

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