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株式明日の戦略-年初来高値更新も朝高後は伸び悩み、新興市場の受難は続く

10月17日(木)4時14分配信 トレーダーズ・ウェブ

 16日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は265円高の22472円。米国株の大幅高や円安進行を好感して、寄り付きから200円を超える大幅上昇。あっさり年初来高値を更新した。開始早々には上げ幅を400円超に広げて、22600円台に到達。しかし、米下院で可決された「香港人権法案」に対して、中国が報復を示唆していると伝わったことから、その後は伸び悩んだ。前場では22500円より上での時間帯が長かったが、後場は同水準より下でのもみ合いが長く続いた。大きく水準を切り上げた後は失速しながらも値を保った格好とはなったが、マザーズ指数とジャスダック平均は下落で終えるなど、手掛けづらさも意識された1日となった。東証1部の売買代金は概算で2兆4900億円。業種別ではガラス・土石やゴム製品、電気機器などが上昇している一方、鉱業や水産・農林、電気・ガスなどが下落している。ファーストリテイリングが大幅上昇。売買代金は全市場でトップ(ETFを除く)と商いも集めた。半面、買い先行から一転急落したワークマンは、後場に入ると売りが加速し、12%超の大幅下落となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1513/値下がり561。ファナックや安川電機などFA関連の一角が大幅上昇。アドバンテストやSCREENなど半導体株も強い動きとなった。上方修正を発表したワコムやグノシーが急伸。上期の着地が計画を大きく上振れたヨシムラフードや1Qが大幅増益となったプロパストは、ストップ高まで買われた。一方、出資先の米ウィーワークに追加支援を行う意向と報じられたソフトバンクGが軟調。ワークマンの急落が目立ったが、連日急騰していたSUMCOも買い先行から一転下げに転じるなど、局地的にはしごを外されたような値動きも散見された。コロプラやイトーヨーギョーなど、直近で派手に上昇していた銘柄が大幅安。上期営業赤字のロコンドが急落し、今期の見通しが小幅な増益にとどまったウォンテッドリーはストップ安となった。

 朝高後は失速したものの、日経平均とTOPIXはそろって終値ベースで年初来高値を更新した。9月にTOPIXがザラ場ベースでの年初来高値を更新したものの、そこからもうひと伸びできずに全体がいったん崩れたため、さほど間を置かずに終値で高値を更新できたことは好感できる。ただ、マザーズ指数とジャスダック平均は下落で終えており、特にマザーズの弱さは際立つ。この先、日本株全体が沸き立つのか、それとも、ただ日経平均だけが強いという状況が続くのかは注意深く見ておく必要がある。とはいえ、ここから月末にかけては3月決算企業の上期業績が出始める。そして、業績相場では大型株の買い安心感が強まりやすい。勝ち馬に乗るではないが、もうしばらくは新興市場の反転に期待するよりも、日経平均との連動性が高い大型株に着目する方が、リターンを得るチャンスが多いと考える。

最終更新:10月17日(木)4時14分

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