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ドル円の買い加速し108円台をうかがう動き 米中協議に楽観的雰囲気が広がる=NY為替前半

10月11日(金)3時00分配信 みんかぶFX

 きょうのNY為替市場でドル円の買いが加速しており108円台をうかがう動きが出ている。きょうから閣僚級の米中貿易協議が始まっているが、様々な報道が錯綜する中、市場には楽観的な雰囲気が広がっているようだ。

 全面合意はさすがに難しい情勢で、部分的合意に留まりそうな気配だが、決裂という最悪の事態は回避でされそうで、株式市場も買いが強まる中、ドル円もリスク選好の上げを続けている。もともと市場は全面合意までは期待していない。

 一方で、FRBの利下げ期待やリスク回避のドル買いの巻き返しもあり、いまのところ108円台には慎重な姿勢が見られるものの、きょうの上げで21日線と100日線の水準を回復して来ており、リバウンド相場の流れに再度復帰できるか注目の展開が見られている。

 ユーロドルはここ数日強固に上値を拒んできた1.10ドルの水準を回復している。一時1.1035ドル付近まで上昇。21日線も上回って来ており、リバウンド相場に入れるか注目の展開が見られている。

 ただ、きょうの上げはあくまで米中貿易協議に対する楽観的な雰囲気の中、リスク回避のドル買いが後退しているためであり、ユーロ自体の強さでは決してない。ドイツ経済の低迷をはじめ域内の経済が減速を鮮明にしており、トランプ政権によるEU自動車関税の懸念もなお残る中、ユーロ買いを押し進める説得力はない。

 きょうはポンド買いが加速し、ポンドドルは1.24ドル台を回復。きょうは英EU離脱交渉での合意に向けた楽観的な雰囲気が広がっている。ジョンソン英首相と北アイルランドのバラッカー首相が会談しており、英EU離脱に関して、「合意可能な道筋があることで一致した」と伝わったことに反応。また、一部報道で、バラッカー首相が合意は今月に可能との発言が伝わりポンドを押し上げているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

最終更新:10月11日(金)3時00分

みんかぶFX

 

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