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〔NY石油〕WTI、ほぼ横ばい(9日)

10月10日(木)4時33分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米中貿易協議の進展期待や地政学的リスクへの懸念を背景に買いが先行したものの、米原油在庫週報の発表をきっかけに売り込まれ、ほぼ横ばいとなった。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は、前日比0.04ドル(0.08%)安の1バレル=52.59ドル。12月物の清算値は0.01ドル安の52.61ドルだった。
 10日からワシントンで開かれる米中の閣僚級貿易協議の行方に注目が集まる中、米ブルームバーグ通信は9日、関係者の話として、中国が米国との部分的合意の可能性をなお排除していないと報じた。これを受けて、協議進展への期待が再び浮上し、リスク投資意欲が改善。米株価が反発し、原油も買われた。トルコ軍がシリア北部でクルド人勢力に対する軍事作戦を開始し、地政学的リスクへの警戒感が広がったことも買い要因となった。
 ただ、買い一巡後は米国内の原油供給過剰懸念が重しとなり、朝方の上げ幅を一掃。米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した4日までの1週間の米原油在庫は前週比290万バレル増と、市場予想(ロイター通信調べ)の140万バレル増を上回る積み増しとなった。在庫増加はこれで4週連続。米国内の原油生産は日量1260万バレルに達し、過去最高となった。
 ▽ガソリン=続伸。中心限月11月物の清算値は0.62セント高の1ガロン=158.71セント。
 ▽ヒーティングオイル=5営業日続伸。11月物の清算値は0.92セント高の1ガロン=191.93セント。(了)

最終更新:10月10日(木)7時27分

時事通信

 

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