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話題株ピックアップ【昼刊】:フジタコーポ、井筒屋、キーエンス

10月9日(水)11時41分配信 株探ニュース

フジタコーポ <日足> 「株探」多機能チャートより
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フジタコーポ <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
国際 VIX短期先物ETF 6,090 -30
トレファク 1,156 +10
フジタC 1,400 +83
東京個別指 749 +11
三桜工 1,368 +26
■フジタコーポレーション <3370>  1,368円  +162 円 (+13.4%) 一時ストップ高   11:30現在
 フジタコーポレーション<3370>が急騰。きょう付けの日本経済新聞で、カジノを含む統合型リゾート開発(IR)開業をにらんだ、国内企業の動きが紹介されており、なかで「森トラストの会長がオーナーを務める投資会社は約2500億円を投じ、2023年以降に北海道苫小牧市のIR候補地の近隣で大型リゾート施設を開業する」と報じられれたことから、苫小牧に本社があり、飲食や物販のフランチャイジーである同社に思惑的な買いが入っているようだ。

■日本アジア投資 <8518>  286円  +29 円 (+11.3%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 日本アジア投資<8518>が急騰、売買代金を一気に膨らませ一時値幅制限上限となる80円高は337円に買われる人気となった。株価は9月19日に急騰した後に調整、250円を下限に売り物をこなしていたが、目先25日・75日移動平均線のゴールデンクロスを目前に再動意する形となった。市場では「同社の投資先企業であるインテグラルジオメトリーサイエンスが、完全自動運転『レベル5』を実現するセンシングシステムを開発したと日刊工業新聞で報じられ、これを手掛かり材料に短期資金が集結した。ただ、記事の中身を読む限りレベル5を実現すると言い切るには早いようにみえる。株価も気迷い気味で、買い一巡後は伸び悩んでいる」(国内ネット証券アナリスト)としていた。

■井筒屋 <8260>  258円  +25 円 (+10.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 井筒屋 <8260> が急騰。8日大引け後に発表した20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比6.6倍の5億0100万円に急拡大し、従来予想の1億円を上回って着地したことが買い材料視された。好調な化粧品の売り場拡大や人気ブランド導入など本店で大型リニューアルを進めたほか、黒崎店の改装売り尽くしセールも大幅増益に貢献した。本店のリニューアルに伴う固定資産受贈益が発生したことも利益を押し上げた。通期計画の6億円に対する進捗率は83.5%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■VIX短先物 <1552>  8,750円  +510 円 (+6.2%)  11:30現在
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が4日ぶりに反発。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時には上昇する特性を持つ。8日の米VIX指数は前日に比べ2.42(13.55%)ポイント高の20.28に上昇。4日ぶりに危険水域とされる20を超えてきた。10~11日に予定されている閣僚級の米中貿易協議に対する警戒感が台頭し、8日のNYダウは313ドル安と急落した。これを受け、国際VIX短期先物は上昇している。

■ホロン <7748>  2,827円  +124 円 (+4.6%)  11:30現在
 ホロン<7748>は新値圏で強調展開。半導体向けに電子ビームによるマスク検査装置を製造するが、EUV(極端紫外線)露光装置メーカーの出荷台数が増勢となるなか、同社もこの恩恵を享受する流れにある。EUVは既存技術よりも細かい回路線幅の露光を可能とする次世代技術で、半導体の微細化加工のニーズを背景にここにわかに脚光を浴び、海外大手半導体メーカーではTSMCが7~9月期からEUVでの量産をスタートさせるなど市場が急速に立ち上がっている。ホロンの業績はEUV関連需要が本格化する来期以降に期待が膨らみ、20年3月期営業4.7%増益予想に続き21年3月期は2ケタ成長も視野に入りそうだ。

■三櫻工業 <6584>  758円  +26 円 (+3.6%)  11:30現在
 三櫻工業<6584>の物色人気が本格化している。きょうは一時6%超の上昇で777円まで上値を伸ばし8連騰となった。次第に需給相場の様相を呈しており、信用取組は買い長ながら売り残も厚く信用倍率1.6倍台、日証金では貸借倍率0.7倍台と貸株が融資を上回る状況にある。東工大と共同開発中の新型発電素子や出資先の米ソリッドパワーと共同で研究開発を進める全固体電池などに対する思惑が株価上昇の背景にあるようだ。業績も国内事業の増収効果に加え、欧州子会社の立ち上げコストなどの減少などで利益の伸びが顕著となっており、20年3月期中間期の営業利益予想は従来予想から増額修正し、前年同期比12%増の28億円を見込むなど好調だ。

■PCデポ <7618>  493円  +12 円 (+2.5%)  11:30現在
 ピーシーデポコーポレーション<7618>が続伸している。8日の取引終了後に発表した9月度の月次報告で、全店売上高が前年同月比9.5%増となり、21カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。消費税増税前の駆け込み需要などで商品売り上げが同6.9%増となったほか、サービスが同11.5%増と12カ月ぶりにプラスに転じたことが貢献した。

■トレファク <3093>  1,392円  +31 円 (+2.3%)  11:30現在
 トレジャー・ファクトリー<3093>は地合い悪のなかで底堅さ発揮。25日移動平均線をサポートラインに売り物を吸収している。同社が8日取引終了後に発表した9月の既存店売上高は前年同月比5.0%増と好調を維持、2カ月連続で前年実績を上回ったことで、これを手掛かりとする買いを誘導した。なお、20年2月期の売上高は前期比11%増の197億4100万円と2ケタ増収を見込んでいる。

■小林産業 <8077>  324円  +7 円 (+2.2%)  11:30現在
 小林産業<8077>が地合い悪に抗して続伸。前日に6.7%高と値を飛ばしたこともあって目先筋の利益確定売りも出ているが、それを吸収してなお上値を指向している。同社は建設用ボルトやナットなどネジの専門商社で首位に位置する。公共投資需要は底堅く推移しているが、今秋には防災・減災に対するニーズを底流に補正予算編成に伴う公共投資拡大への期待があり、収益機会拡大への思惑がある。首都圏を中心に都市再開発関連の受注も好調。新システム導入に伴う物流効率化の進展も利益率改善に寄与している。PBR0.7倍台と株価指標面で割安感がある。

■東京個別指導学院 <4745>  871円  -39 円 (-4.3%)  11:30現在  東証1部 下落率8位
 東京個別指導学院<4745>は続落している。8日の取引終了後、東京都の江東区立第二辰巳小学校からプログラミング授業を受託し今月から全6日間、5・6年生全員を対象に独自のプログラミング教育を提供すると発表したが、市場の好反応は限定的のようだ。今回の授業受託は、20年度から全国の小学校でプログラミング教育が必修化されるのを控え、「特色ある学校づくり」の一環として行われるプログラミング授業を受託したもの。同社では、運営するベネッセサイエンス教室に「STEMプログラミングコース」を開講(東京個別指導学院豊洲教室に併設)するなどプログラミング教育に関する指導ノウハウを積み上げており、これが今回の受託に至ったとしている。

■キーエンス <6861>  64,410円  -790 円 (-1.2%)  11:30現在
 キーエンス<6861>、SMC<6273>、ファナック<6954>など値がさのFA関連株に売りがかさんでいる。前日の米国株市場では米中貿易協議を前に両国間の対立が改めて浮き彫りとなり、キャタピラーなど中国向け売上比率の高い銘柄が売られ、全体相場の足を引っ張った。今回の米中協議で交渉が決裂した場合は、15日から対中制裁関税の引き上げが行われる見通しとなり、中国景気減速への警戒感も再浮上する。東京市場でも中国依存比率の高い機械株には逆風材料として意識されている。

■東京エレクトロン <8035>  21,100円  -30 円 (-0.1%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>など半導体関連株が安い。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が大きく下げるなかマイクロンテクノロジー、エヌビディア、ザイリンクスなどが大幅安に売られ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3%を超える急落となった。これを受けて東京市場でも半導体製造装置メーカーや半導体素材メーカーの株価が下値を探る展開を余儀なくされている。

■資生堂 <4911>  8,696円  -6 円 (-0.1%)  11:30現在
 資生堂<4911>は全般軟調地合いのなか、前日の終値を挟んだ攻防となっている。同社は8日取引終了後、米国市場を中心に急成長するスキンケア化粧品メーカー、ドランク・エレファント(デラウェア州)を8億4500万ドル(約904億円)で買収することを発表。ドランク・エレファントは、成長する体や環境にやさしい天然由来成分を使った「クリーン」市場において、直接ソーシャルメディアを活用し消費者に発信(D2C)し、ミレニアルやZ世代を含む幅広い消費者のニーズを捉えている。資生堂は今回の買収を通じて、米国における収益基盤の強化に留まらず、今後欧州や中国などでも拡大することが見込まれる同分野での展開や、D2Cマーケティングのノウハウを取り込む狙いで、株式市場でも注目を集めている。足もとの株価は高値圏にあるが、きょう主力株を中心に全般売られる展開のなか強さを発揮している。

●ストップ高銘柄
 極東産機 <6233>  677円  +100 円 (+17.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 すてきナイスグループ <8089>  1,021円  +150 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:10月9日(水)12時42分

株探ニュース

 

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