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マイナス金利容認の動き、やや厄介な水準に=BIS

9月23日(月)15時04分配信 ロイター

[ロンドン 22日 ロイター] - 国際決済銀行(BIS)は最新のリポートで、世界でマイナス金利を容認する動きが強まっていることについて「やや厄介」な水準に達しているとの見解を示した。

米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)、中国人民銀行(中央銀行)など世界の主要中銀による緩和スタンスへのシフトを背景に、マイナス金利で取引される債券の規模は17兆ドルを超え、過去最高に達している。

BISはこの規模について、世界の国内総生産(GDP)比約20%に相当するとし、約10年前の金融危機のさなかでさえ可能と考えられなかったであろう水準に達していると指摘した。

日本とスイスでは大方の政府債の利回りがマイナス圏に落ち込んでいる。ドイツとオランダも長期間、マイナス金利が続いているほか、イタリアなど懸念がくすぶる国々でも短期金利がマイナスとなっている。

BISのクラウディオ・ボリオ金融経済局長は「考えられないことが常態化しており、やや厄介だ」と指摘。

「実際に景気が悪化した場合、金融政策だけでなく、とりわけ対応余地のある国の財政政策を賢明に活用することが必要になる」との見解を示した。

最終更新:9月23日(月)15時04分

ロイター

 

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