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新興市場展望=低空飛行続く新興市場:優位性欠きムード好転待ち―追撃参戦妙味膨らむプロレドP、ACSL

9月21日(土)9時05分配信 モーニングスター

現在値
UUUM 4,620 -65
メルカリ 2,312 +37
Kudan 8,160 -30
チャットW 1,036 +5
ギフティ 1,579 +94
 日経平均株価の2万2000円乗せに沸く東京市場での中で、新興市場の低迷が続いている。マザーズ指数は800ポイント台の半ばでもみ合っている。相対的な出遅れ感は強まっているが、引き続き優位性の乏しい展開が続いてしまいそうだ。

 東京市場は米国株高、為替市場の円安基調に加え、信用倍率の改善などが上昇ドライバーとなっているが、どれも新興市場には響きづらい材料。投資家心理の改善、リスク許容度の高まりによる恩恵を待っている状態が続く。マザーズの主力級銘柄では、メルカリ <4385> 、UUUM <3990> の買い残が減っているものの、サンバイオ <4592> やそーせいグループ <4565> は増加しており、需給改善の手応えを感じにくい。東証1部市場の大型株主導の展開に買い疲れ感でも台頭すれば、新興市場の出遅れ感に投資家の関心が向く可能性もあるだろう。

 個別ではプロレド・パートナーズ(プロレドP) <7034> のように東京市場全般の勢いに乗って上放れてきた銘柄への追撃参戦妙味があるほか、Kudan <4425> 、自律制御システム研究所(ACSL) <6232> など調整の続いたテーマ株が切り返しの動きとなっている。まだ調整トレンドの中にあって戻り売り圧力は強そうだが、この好地合いに乗ってトレンド自体を転換させてしまう可能性もある。動きを注視しておきたい。

 一方、9月のIPO(新規上場)銘柄は好調。注目のサイバー・バズ <7069> (サービス)、ギフティ <4449> (情報通信)ともに初値形成後に短期資金を集める場面があった。ただ、来週上場するChatwork <4448> (情報通信)、HPCシステムズ <6597> (電機)はともに大幅な初値上昇を期待するタイプではない。むしろサイバーバズあたりのセカンダリー(流通市場)の方が妙味はありそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:9月21日(土)9時05分

モーニングスター

 

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