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株式明日の戦略-連日の後場失速も22000円台はキープ、来週は方向感に欠ける展開か

9月21日(土)3時40分配信 トレーダーズ・ウェブ

 20日の日経平均は続伸。終値は34円高の22079円。米国株はまちまちで買い材料には乏しかったものの、序盤は上昇スタートから上げ幅を3桁に広げる展開。しかし、22200円台に乗せたところで上値が重くなり、その後は失速。後場に入ると週末売りに押されて一段と値を消す流れとなった。大引け間際には上げ幅を一桁に縮めたが、かろうじてプラスを確保して終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆7700億円。業種別では精密機器、金属製品、その他製品などが上昇した一方、鉄鋼、海運、保険などが下落している。インド政府が減税を実施すると伝わったことを手がかりにスズキが後場急騰。反面、特設注意市場銘柄に指定され 上場契約違約金の徴求も受けることになったと発表したすてきナイスグループが急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1157/値下がり886。新作ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」の好調を受けてコロプラが一時ストップ高まで買われるなど急騰。スクエニHDにも強い動きが見られ、KLabやenishなど他のゲーム株も賑わった。再生細胞薬 「SB623」が米国食品医薬品局の「RMAT」の対象品目に指定されたと発表したサンバイオもストップ高をつける場面があるなど急騰。上方修正と自己株取得を発表したウィルグループがストップ高となった。一方、ヤマトHDが8%超の下落と大幅安。ファナックやSMCなどFA関連が軟調となった。証券会社が投資判断を引き下げたアサヒダイヤが大きく売られ、下方修正を発表したジョルダンが急落した。きょうマザーズに新規上場したギフティは高い初値をつけた後も上値を伸ばす展開。IPOの地合いが改善に向かうなか、きのうの上場銘柄にも資金が向かい、アミファがストップ高となった。

 三連休前とはいえ、日経平均はきのう同様に後場に失速した。両日とも前場が異様に強かったとも言えなくもないが、買いが続かない印象を与えた点はネガティブ。今週は高値が22255円まであり、年初来高値の22362円に迫ったが、週末値は22079円とやや遠のいた。8月のさえない動きを考えるとよく上げたという状況ではあるが、ここまで上昇した以上、高値を更新するのに時間がかかるようだと、次第に戻り売りが優勢となる可能性がある。8月は急落、9月は急騰と真逆の流れとなったため、月替わりで地合いが一変する展開には一定の警戒を払っておいた方が良い。言い換えれば、早々に高値を更新できれば売り方の買い戻しも入りやすく、好循環が続くと期待できる。来週、そのような動きが出てくる展開に期待したい。


【来週の見通し】
 方向感に欠ける展開か。東京市場は2週連続の4日立ち会い。FOMCが事前予想通りの内容となったこと、日銀金融政策決定会合でも金融政策は現状維持となったことなどから、イベント通過で目先の材料出尽くし感が強まるだろう。これらが株価の急落を招く材料とならなかったことから下値は堅いとみるが、上値を追うにはやや慎重になると考える。米国では住宅関連などの経済指標がいくつか出てくるので、これらを確認しながらの一進一退が続くと予想。米指標が良好で、世界的な景気減速への警戒が和らぐようなら、上振れ要因になると考える。

最終更新:9月21日(土)3時40分

トレーダーズ・ウェブ

 

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