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〔米株式〕NYダウ、続落=米中協議進展への期待後退(20日)☆差替

9月21日(土)6時05分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週末20日のニューヨーク株式相場は、米中貿易協議進展への期待が後退し、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比159.72ドル安の2万6935.07ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は65.21ポイント安の8117.67で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比19億5553万株増の28億0511万株。
 米中両政府は19日からワシントンで次官級貿易協議を実施。10月初旬の閣僚級協議に向け、両国の緊張緩和への期待が高まっている。この他、中国人民銀行(中央銀行)が景気刺激策を表明したことも支えとなり、株価は中盤までプラス圏を維持していた。
 ただ、中国の代表団が来週予定していた米国内の農家視察を中止し、予定より早く帰国することが報じられると、協議の先行きへの不透明感が広がった。ダウはマイナス圏に転落した後、小動きで推移した。
 トランプ米大統領はこれに先立ち「対中協議が大きく進展している」との見方を表明。米政府はこの日、昨年発動した対中制裁関税第1~3弾のうち437品目を適用対象から除外すると通知した。一方トランプ氏は、部分的でなく完全な合意を望む考えも示し、来年の大統領選前の対中合意が不要とも語った。
 市場関係者は「中国代表団の視察中止の報道などから、歩み寄りの姿勢を見せていた両国の協議に不穏な空気が漂い、週末を控えて売りが出た」(日系証券)と説明した。
 協議進展期待の後退で、中国市場への依存度が高い銘柄を中心に売りが膨らんだ。セクター別ではIT銘柄の下げが最大。金融機関による投資判断引き下げが嫌気された半導体大手ザイリクンスが下げを主導した。ダウ指数構成銘柄でも、インテルやキャタピラー、アップルの下げが目立った。一方、ヘルスケア株は前日に引き続き買いが入った。
 個別銘柄(暫定値)では、ネットフリックスが5.5%安、インテルが1.7%安、ホーム・デポ、キャタピラー、アップルがいずれも1.5%安。一方、AT&Tが2.1%高、メルクが1.4%高、化学大手ダウとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が1.2%高。(了)

最終更新:9月21日(土)8時27分

時事通信

 

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