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【これからの見通し】米欧市場でのリスク回避再燃に注意、欧州通貨の動向にらんで

9月17日(火)15時53分配信 みんかぶFX

【これからの見通し】米欧市場でのリスク回避再燃に注意、欧州通貨の動向にらんで

 週明け相場は、リスク回避ムードが広がった。週末のサウジ石油施設に対するドローン攻撃が地政学リスクを高めるとともに、原油相場が急騰している。為替市場では、円高・ドル高の圧力が広がった。ただ、ドル円相場は107円台半ばでいったん底打ちしており、きょうは108円台にしっかりと乗せてきている。一方、ユーロドルやポンドドルは売り圧力に押されている。株安、債券利回り低下のなかで、リスク回避のドル買いの動きが強まっている。昨日に欧州株は下落しており、今日のリスク回避動向が注目される。まずは、買戻しの強さを見極めることに。

 ユーロ相場にとっては、先週のECB理事会でのフルセットでの緩和策発表の影響が残っている。ドイツなどからはQE再開は先走り過ぎとの批判もあるが、ドラギECB総裁が押し切った格好。昨日と同様に、きょうもレーンECBチーフエコノミストの講演が予定されており、金融政策についての裏付けが説明されそうだ。その他では、ビルロワドガロー仏中銀総裁、クーレECB理事などの講演も予定されており、その内容にユーロが神経質に反応しそうだ。経済統計では、ドイツZEW景況感指数(9月)が発表される。事前予想はマイナス38と、前回のマイナス44.1ほどではないが、弱い景況感が示され見込みになっている。

 ポンド相場にとっては、昨日のジョンソン英首相の欧州首脳との会談が売りを誘った面もあった。ジョンソン首相はあくまでも10月31日に離脱すると主張したが、会見を突然キャンセルするなど成果は得られなかったようだ。

 米国ではきょうあすとFOMC会合が開催される。市場の見通しは、ほぼ0.25%利下げで固まっているが、一部には据え置き予想、わずかに0.5%利下げ予想が残っている状況。FOMCを控えて、きょうは米鉱工業生産(8月)、米設備稼働率(8月)、米NAHB住宅市場指数(9月)、対米証券投資(7月)などの発表が予定されている。鉱工業生産は前月比プラス0.2%と、前回のマイナス0.2%から改善する見込み。設備稼働率は77.6%と前回の77.5%から小幅に上昇する見込み。米独指標の強さの差が鮮明となれば、ユーロ売り・ドル買い材料となる可能性もある。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:9月17日(火)15時53分

みんかぶFX

 

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