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17日の中国本土市場概況:上海総合1.7%安で続落、保険・証券セクター下げ主導

9月17日(火)16時57分配信 フィスコ

17日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比52.64ポイント(1.74%)安の2978.12ポイントと続落した。約2週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。上海A株指数も下落し、55.15ポイント(1.74%)安の3119.95ポイントで取引を終た。

利下げ期待が後退。中国人民銀行(中央銀行)は17日、「中期貸出ファシリティー(MLF)」を通じ資金供給したものの、金利を据え置いている。市場ではこれ以前に、人民銀がMLF金利の引き下げによって市場金利の低下を促すとの見方が一部で広がっていたが、この期待が外れた格好だ。景気の先行き不安も続いている。中国では、8月の鉱工業生産や小売売上高の伸びが予想に反して前月実績を下回った。

保険・証券株が下げを主導。中国人寿保険(601628/SH)が2.1%安、中信証券(600030/SH)が3.1%安で引けた。ハイテク関連株も安い。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が6.0%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が5.8%、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が4.6%ずつ下落した。このほか資源・素材株、自動車株、消費関連株、空運株、インフラ関連株、公益株なども売られている。

他の個別株動向では、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.8%安と値を下げた。親会社、台湾・鴻海精密工業(ホンハイ:2317/TW)の郭台銘会長は16日夜、台湾の次期総統選への出馬断念を発表。出馬意向を表明した今年4月時点では、富士康工業互聯網株などが急騰した経緯がある。

半面、海運株の一角は高い。中東を中心とした地政学的リスクが意識されるなか、原油輸送を主力とする中遠海運能源運輸(600026/SH)が8.6%上昇した。約3年8カ月ぶりの高値水準を回復している。医薬品株の一角もしっかり。康美薬業(600518/SH)が5.0%高と値を上げた。

一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が4.61ポイント(1.67%)安の270.71ポイント、深センB株指数が15.55ポイント(1.63%)安の938.70ポイントで終了した。

【亜州IR】


《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:9月17日(火)17時06分

フィスコ

 

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