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ドル上昇、サウジ攻撃受け米大統領が石油備蓄放出承認=NY市場

9月17日(火)6時10分配信 ロイター

終盤のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇した。ソウルで2011年2月撮影(2019年 ロイター/Lee Jae Won)
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終盤のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇した。ソウルで2011年2月撮影(2019年 ロイター/Lee Jae Won)
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇した。サウジアラビア東部にある国営石油会社サウジアラムコの石油施設に対する攻撃を受け、原油価格が急騰。その後、トランプ米大統領が必要に応じて米戦略石油備蓄の放出を承認したと明らかにし、原油は上げ幅を縮小した。

安全資産とされる円とスイスフランは、原油価格が高値から下落するに伴い当初の上昇分を削った。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「トランプ大統領による戦略石油備蓄放出の決断が功を奏した」と指摘した上で、「さらなる攻撃や報復攻撃の可能性を巡る不透明感で、なお神経質な状況にある」と述べた。

アラムコは、攻撃を受けてサウジの石油生産が日量570万バレル減少すると発表。これは世界の石油供給の5%超に相当する。原油価格は一時約20%急落した。

このほか、17日から2日間の日程で始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドル弱気筋が一部の売りを解消したこともドルを支援した。市場では今会合で0.25%の追加利下げが予想されている。

一方、米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(9月10日までの週)によると、ドルの主要6通貨に対する買い越し額は133億3000万ドルと、前週の142億4000万ドルから減少した。

終盤の取引で、ドル指数<.DXY>は0.39%高の98.641。前週13日は8月27日以来の安値を付けていた。

対円<JPY=EBS>では0.03%安の1ドル=108.07円。アジア時間には107.44円まで円高が進んでいた。

スイスフラン<CHF=EBS>に対しては1ドル=98.655フランまで下げたが、その後は0.29%高の99.285フラン。

原油関連通貨では、ノルウェークローネ<NOK=D3>が1ドル=8.9179クローネまで上昇。その後、0.35%高の8.9545クローネとなった。

カナダドル<CAD=D3>は0.35%高の1米ドル=1.3243カナダドル。ロシアルーブル<RUB=>は0.41%上昇した。

英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念の後退から先週上昇していた英ポンド<GBP=D3>は1.2426ドルと2カ月ぶり高値から下落。対ユーロ<EURGBP=D3>では横ばいの0.8855ポンドとなった。

ドル/円 NY終値 108.12/108.15

始値 107.75

高値 108.16

安値 107.69

ユーロ/ドル NY終値 1.1000/1.1004

始値 1.1037

高値 1.1042

安値 1.0994

最終更新:9月17日(火)6時15分

ロイター

 

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