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来週の日本株の読み筋=底堅い展開か、緩和期待が下支えに

9月6日(金)17時20分配信 モーニングスター

 来週(9-13日)の東京株式市場で、主要株価指数は底堅い展開か。米中貿易協議の再開合意、英国のEU(欧州連合)離脱延期などリスク・ファクターの沈静化により、買い戻し中心に相場はリバウンド色を強めている。これからは17、18日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を中心に日米欧の金融緩和期待もより強まるとみられ、下支え要因として意識されそうだ。

 日経平均株価は5日に25日・75日の両移動平均線を上抜き、日足一目均衡表の「雲」下限を突破した。来週には2本の先行スパンがねじれて、上限が一気に切り下がる(2万1000円を下回るレベルで安定する)ため、近く「雲」上への浮上が予想される。6日は200日線(2万1226円)にハネ返される格好となったが、同線クリアとなれば、テクニカル好転の流れが強まることにもなる。ただし、26週線(2万1294円)、52週線(2万1482円)と上値抵抗線が続き、さらに2万1500円より上は累積出来高が多く、相当な戻り売りが控えているとみられ、それらを吸収できるかどうかがポイントになる。

 スケジュール面では、国内で9日に7月国際収支、4-6月期GDP(国内総生産)改定値、8月景気ウォッチャー調査、11日に7-9月期法人企業景気予測調査、12日に7月機械受注などが発表される。海外では、10日に中国8月消費者・生産者物価、11日に米8月生産者物価、12日にECB(欧州中央銀行)定例理事会、米8月消費者物価指数、13日に米8月小売売上高などが予定されている。

 6日の日経平均株価は4日続伸し、2万1199円(前日比113円高)引け。米中貿易協議の再開合意や良好な米経済指標を背景に5日の米国株式が続伸した流れを受け、買い優勢で始まった。円安・ドル高に加え、時間外取引での米株価指数先物高や中国株高も支えとなり、上げ幅は一時150円を超えた。一巡後は戻り売りに抑えられ、後場終盤にかけては伸び悩んだ。市場では、「買い戻し一巡感はないが、一回休んでもおかしくない水準だ。戻り売りが警戒されるレベルとなり、一段上に行くにはもう一発材料がないと難しい」(準大手証券)との声が聞かれた。

提供:モーニングスター社

最終更新:9月6日(金)17時20分

モーニングスター

 

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