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新興市場展望=決算通過で買いやすさ浮上も―調整トレンド継続、参戦は慎重に

8月24日(土)9時09分配信 モーニングスター

現在値
ユーザベス 2,319 -77
ラクスル 3,830 -90
メルカリ 2,707 +4
Kudan 8,510 +490
チャットW --- ---
 マザーズ指数は修復相場となっている。15日に付けた取引時間中の安値844ポイントを底に下値買いを集めて上昇基調となっているが、調整トレンドはまだ継続。決算発表通過と外部要因の一応の落ち着きで短期的には状況は改善しているが、積極的な買いを入れづらい状況が続いている。

 米国株式市場の落ち着きと為替市場の円高一服などによって東京市場全般が堅調な推移となっている。新興市場は投資マインドの落ち着きに恩恵を受けて復調しているが、メルカリ <4385> など指数寄与度の高い銘柄の動きは鈍く、急上昇とはなっていない。日本時間23日夜には注目のジャクソンホールがあり、来週は展望しにくい状況にある。

 新興市場だけをみると、決算発表の終了で買いリスクも後退してきていることはポジティブ。今週はラクスル <4384> が東証1部への上場市場変更を発表。ラクスルはこのところ軟調な推移となっていたものの、マザーズに10銘柄ある時価総額1000億円超銘柄の一つで、ラクスルの卒業はマザーズ内のバランスが変調するがある。

 来週はテーマ性も強いウェルビー <6556> 、Kudan <4425> などは要マーク。決算を経て徐々に買いを集めつつあるユーザベース <3966> 、直近IPO(新規上場)で上値を追うブシロード <7803> なども狙い目だろう。地合いが不安定なだけに、大幅な調整を経て安値圏にあるように見える銘柄よりも、上昇トレンドにある、もしくは反転済みの銘柄に絞った方がリスクは小さいだろう。

 IPOは9月上場案件が増えている。吸収金額150億円級のChatwork <4448> (情報通信)を筆頭に、ユニークで新興市場らしいビジネスモデルの案件がそろっており、ブック開始前から投資家の関心は高まっていきそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:8月24日(土)9時09分

モーニングスター

 

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