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〔米株式〕NYダウ、小幅続伸=FRB議長講演控え様子見(22日)☆差替

8月23日(金)6時13分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌日に控えて様子見姿勢が強い中、小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比49.51ドル高の2万6252.24ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は28.82ポイント安の7991.39で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1328万株増の7億1757万株。
 パウエルFRB議長は23日、ワイオミング州ジャクソンホールで「金融政策の課題」をテーマに講演する。約10年半ぶりの利下げに踏み切った7月末の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、議長は「利下げ局面の始まりではない」と説明。しかし、その直後にトランプ大統領が中国への制裁関税「第4弾」の発動を表明したことで先行き不透明感が増しており、市場では議長が講演で追加利下げを示唆するかどうかに注目が集まっている。
 百貨店大手ノードストロムが前日夕方に発表した5~7月期決算は1株当たり利益が市場予想を上回った。これに先立ちターゲットやロウズなどの小売り大手も良好な決算を発表しており、消費の堅調さが米株の買いを誘った。墜落事故が相次いだ新型旅客機「737MAX」の運航再開に前向きなアナリストの見方が好感された航空機大手ボーイングも買われ、1銘柄でダウ平均を100ドル近く押し上げた。
 一方、英調査会社IHSマークイットがこの日発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は49.9と、2009年9月以来約10年ぶりに好不況の分かれ目となる50を割り込んだ。これを受けてダウは午前中に一時103ドル安と、マイナス圏で取引される場面もあった。
 市場では「7月末のFOMC後に市場の雰囲気が変わったことを踏まえ、パウエル議長は講演でハト派色を強めるかもしれないが、方針をコロコロと変えれば長い目で見ればFRBの信頼性を損なう」(日系証券)との指摘が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが4.2%高とダウをけん引。米金利上昇を背景に銀行株も高く、JPモルガン・チェースは1.0%高、ゴールドマン・サックスは0.9%高となった。一方、ユナイテッドヘルス・グループは3.1%安、化学大手ダウは2.8%安、シスコシステムズは1.2%安と売られた。(了)

最終更新:8月23日(金)8時27分

時事通信

 

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