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【これからの見通し】再びリスク回避に傾くか、あすのパウエル講演控えて催促相場も

8月22日(木)15時43分配信 みんかぶFX

【これからの見通し】再びリスク回避に傾くか、あすのパウエル講演控えて催促相場も

 前日の米株式市場は堅調に取引を終えたが、きょうの米株先物、時間外取引ではマイナス圏での推移となっている。アジア株では香港株が先行して売られている。人民元安が再燃しており、米中貿易摩擦の火種として意識された面があるようだ。中国人民日報系の環球時報編集長はツイッターで「米中は通商合意に至らないシナリオについて準備を進めている」としたことも不安を煽ったか。ドル円やクロス円に売り圧力が掛かっており、このあとの欧州・ロンドン市場でも円買いが進行するのかどうか注意したい。足元で米債利回りが再び低下しており、株式動向とともにあすのパウエル講演控えて催促相場の様相を呈する可能性もある。

 このあとの欧州・ロンドン市場では、8月ドイツおよびユーロ圏のPMI速報値が発表される。製造業、非製造業ともに発表される。事前の予想値はいずれも前回からの低下を見込んでいる。ユーロ圏消費者信頼感・速報値(8月)でも事前予想は前回から一段と低下する見込み。ドイツでは第2四半期に続いて、第3四半期でもマイナス成長となることが警戒されており、きょうのPMIの数字が一段と弱含むようだと、次回ECB理事会での大規模緩和策への思惑が広がりそうだ。きょうは最新のECB理事会議事要旨の公表も予定されている。

 NY市場では、米新規失業保険申請件数(17日までの週)、米景気先行指数(7月)、カナダ卸売売上高(6月)などが発表される。米景気先行指数は前月比+0.3%と前回の-0.3%から回復する見込み。同時刻に発表されるユーロ圏消費者信頼感と比較されそうだ。欧州経済指標との対比で、ユーロ売り・ドル買いが進む可能性がある。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演は、銀行監督関連のテーマとなっており、きょうは金融政策関連の話題には触れられない可能性がある。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:8月22日(木)15時43分

みんかぶFX

 

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