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〔米株式〕NYダウ、反発=好調な米小売り大手決算で(21日)☆差替

8月22日(木)5時56分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式相場は、米小売り大手の好調な決算を支えに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比240.29ドル高の2万6202.73ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は71.65ポイント高の8020.21で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3219万株減の7億0429万株。
 朝方発表された米小売り大手ターゲットと米住宅改装用品小売り大手ロウズの2019年5~7月期決算は、ともに1株当たり利益が市場予想を上回る良好な結果。両社株は急伸して相場上昇をけん引した。
 ターゲットはインターネット通販の強化戦略が成果を挙げており、20年1月通期の利益見通しを上方修正。一方、ロウズは米国の既存店売上高が前年同期比3.2%増と好調。通期利益見通しは据え置いたものの「懸念される米中貿易摩擦の影響は表れていないことが好感された」(大手証券)という。
 市場では、世界景気の減速懸念が強まっているが、好調な米小売り大手決算を受け、GDP(国内総生産)の約7割を占める米個人消費の堅調さを確認し、投資家に安心感が広がった。アマゾン・ドット・コムやコールズ、ベストバイなど小売り株に広く買いが広がり、ダウの上げ幅は一時300ドルを超えた。
 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は21日午後、約10年半ぶりの利下げを決めた7月30、31日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公開。参加者のうち2人が0.5%の大幅利下げを主張していたことはサプライズとなった。しかし、多くの参加者は「利下げは政策サイクル半ばでの調整」との考えを示し、今後の政策金利の引き下げは限定的にとどまるとしたことから、株価上昇への材料にはならなかった。
 個別銘柄(暫定値)では、ターゲットが20.4%高、ロウズが10.4%高、コールズが4.9%高、ベストバイが2.8%高、ナイキが2.7%高。アップルとマイクロソフトがともに1.1%高、一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)が2.6%安、テスラが2.2%安、ユナイテッド・ステーツ・スチール(USスチール)が1.6%安だった。(了)

最終更新:8月22日(木)9時28分

時事通信

 

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