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一段と減速した中国経済(2019年8月)生産、投資、消費が下振れ(三井住友DS マーケット・レポート)

8月15日(木)13時36分配信 アイフィス株予報

【ポイント1】鉱工業生産が大きく鈍化

小売売上高も前月から大きく減速

■中国国家統計局は14日、主要経済指標を発表しました。7月の鉱工業生産は前年同月比+4.8%と市場予想の同+6.0%を下回り、6月(同+6.3%)から伸び率が大きく鈍化しました。自動車生産の2桁減少が続いているほか、産業用ロボットなどの生産も振るいませんでした。

■7月の小売売上高も前年同月比+7.6%と、市場予想の同+8.6%を下回り、6月(同+9.8%)から大幅に鈍化しました。6月に排ガス規制の駆け込みがあった自動車販売の反動が出たものとみられます。

【ポイント2】固定資産投資も減速

民間投資の伸びが鈍化

■1~7月の固定資産投資は前年同期比+5.7%と、市場予想の同+5.8%を下回り、1~6月(同+5.8%)から減速しました。

■固定資産投資の内訳をみると、約6割を占める民間投資が同+5.4%と、1~6月(同+5.7%)から伸びが鈍化しました。米中貿易摩擦の激化が民間企業の投資意欲を抑制しているとみられます。

【今後の展開】米中対立が続くなか、中国政府は景気対策を継続

■7月の主要経済指標によれば、米中貿易摩擦が激化したことで、中国の景況感が悪化し、生産や投資、消費の下振れにつながったと考えられます。トランプ大統領は8月1日、ほぼすべての中国製品に制裁関税を広げる「第4弾」の発動を表明しました。これについて米通商代表部は13日、一部品目の発動を12月に先送りすると発表しました。ただし、第4弾の関税自体は予定通り9月に発動される見込みであり、中国の景況感が直ちに改善することはないと思われます。景気に下押し圧力がかかるなか、今後も中国政府は19年の成長率目標「6.0~6.5%」の達成に向けて景気対策を継続し、景気失速を回避させるとみられます。

(2019年08月15日)
三井住友DSアセットマネジメント

最終更新:8月15日(木)13時36分

アイフィス株予報

 

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