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Kenta:アルトコインへの長期投資をお勧めしない理由【FISCOソーシャルレポーター】

8月14日(水)14時49分配信 フィスコ

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Kenta氏(Twitter:@ORCA_Signal)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年8月9日 に執筆

この数年間で日本においても仮想通貨という言葉が世間で益々浸透していますが、中でもビットコインの話題が日常的に取り扱われる日も出てきました。今回記事のテーマでもあるアルトコインとは、ビットコインと同じ仮想通貨ではありますがビットコインではありません。

アルトコインとは仮想通貨の中でビットコイン以外の全てのコインに対する総称です。世に出ているアルトコインの種類は数千種類あると言われており、中には実体が伴っていない詐欺的なコインも存在します。その一方で世の中に役立つ素晴らしいコンセプトのもと開発陣もしっかり組織され、実際にプロジェクトが進んでいるコインも多く存在します。本記事を読まれている方の中にも1つや2つ惚れ込んでいるアルトコインを長期保有している人もいらっしゃるでしょう。

ですが、それらアルトコインの良し悪しに関わらず長期投資としてアルトコインを保有することは避けたほうが良いというのが私の見解です(ここで言う長期投資とは数年単位での目線です)。そのコインと心中する覚悟のある人は別ですが。

私はアルトコインを日常的にトレードしますし、トレードのグループも運営していますが殆どが数日単位での短期トレードです。

では、なぜ長期投資、長期保有を避けるべきなのか。
幾千種類あるアルトコインの中で将来生き残っているコインは多くても数種類だと思われるからです。殆どのアルトコインは死滅することになるでしょう。死滅とはプロジェクト自体が無くなる、またはコインの価格が限りなくゼロに近くなり売りたくても売れなくなるという意味です。

私自身がアルトコインを日々トレードしているから分かることなのですが、界隈で話題になり、大手取引所に上場し、現在もプロジェクトが進行中であるアルトコインでも結局ほとんどはトレード対象であり、トレードの中でしか存在価値が無いのが現状です。
本当の存在価値は実社会でのニーズにあるべきです。残念ながら現存するアルトコインで将来的に実社会においてニーズを創出できるコインは極めて少ないでしょう。それができなければ死滅の道しかありません。トレードの対象になっているだけでは駄目なのです。

株式トレードと比較してみると分かりやすいです。多くのトレーダーが世界中で株式トレードを行っており、それら個別銘柄の発行元である企業は実社会でニーズを創出し、応え続けています。だからこそ企業は存在することができ、株が存在しているわけです。実社会でニーズが無くなれば、その企業は倒産し株価はゼロです。更に言えばニーズを作り続け、ニーズに応え続けることができているからこそ企業であり、その企業に価値を見出すから株式に投資し、トレードの対象にもなるのです。アルトコインではこの順番が逆なのです。

アルトコインの中には実社会でニーズを創出するため開発陣が日々奔走しているものも多くあります。そして、それらが実社会で認められ、ニーズ創出に成功すれば長期スタンスとしても問題ないでしょう。
ただ、仮想通貨というまだ未確立なアセットセクターにあってアルトコインの終着駅がどこなのか誰にも分からない状況下においては長期保有を避けておくが無難です。その一方で未成熟な市場であるが故に化けた時に大きなリターンが期待できるのも事実であり、それがアルトコインの大きな魅力でもあります。そのため長期目線での投資ではなく、あくまでも短期でのトレードならば損切りだけを徹底する事で少なくとも心中という最悪の事態は避けられます。これがアルトコインのトレードを推奨する理由でもあります。

最後に付け加えておきますが、ビットコインに関してはこの限りではありません。ビットコインは基本的に長期目線です。その理由は前回の記事をご覧ください。

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執筆者名:Kenta
Twitter:@ORCA_Signal

《SF》
株式会社フィスコ

最終更新:8月14日(水)14時58分

フィスコ

 

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