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13日の香港市場概況:ハンセン2.1%安で3日続落、減益決算の銀河娯楽5.8%下落

8月13日(火)18時00分配信 フィスコ

13日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比543.42ポイント(2.10%)安の25281.30ポイントと3日続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が151.30ポイント(1.51%)安の9846.64ポイントと反落した。ハンセン指数は約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。売買代金は842億9900万香港ドルに拡大した(12日は587億8400万香港ドル)。

香港の社会混乱を不安視した売りが広がる流れ。中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に端を発したデモに収束はみられず、昨日は抗議集会の影響により香港国際空港で夕方以降の全便が欠航となった。本日は離発着が再開されたものの、300便以上が欠航している。さらに、香港デモを巡る米中対立も警戒される状況だ。中国の香港・マカオ担当機関「国務院港澳事務弁公室」は12日の記者会見で、香港のデモに「テロリズムの兆しが出始めている」と非難。「容赦なく取り締まるべき」と言及するなか、米共和党トップのマコネル米上院総務は同日、「いかなる武力弾圧も絶対に容認できない」と表明した。

中国指標の下振れもマイナス。昨日引け後に公表された7月の金融統計では、人民元建て新規融資額が予想以上に前月から縮小した。内需の弱さが意識されている。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(50のうち49が下落)。なかでも、香港・マカオ関連の下げが目立っている。銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が5.8%安、中銀香港(2388/HK)が4.0%安、香港鉄路(MTR:66/HK)が3.9%安、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.6%安で引けた。指数銘柄以外では、香港空港に拠点を置く国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が2.6%安と続落。一時は5%超下落し、およそ10年ぶりの安値を付けた。マカオ・カジノの銀河娯楽集団に関しては、昼に公表した中間決算の7%減益もネガティブ。後場に入り下げ幅を広げた。

業種別では、港湾・海運が安い。廈門国際港務(アモイ国際港務:3378/HK)が4.4%、招商局港口HD(144/HK)が3.0%、天津港発展HD(3382/HK)が2.7%、中遠海運港口(1199/HK)が2.2%、中遠海運HD(1919/HK)が2.9%、太平洋航運集団(2343/HK)が2.2%ずつ下落した。

中国不動産セクターも急落。保利置業集団(119/HK)が3.4%安、中国金茂HD(817/HK)が3.2%安、中国恒大集団(3333/HK)が2.9%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が2.7%安、中国海外発展(688/HK)と碧桂園HD(2007/HK)がそろって2.6%安と値を下げた。

中国の自動車セクターもさえない。北京汽車(1958/HK)が3.3%安、華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.9%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が2.3%安、長城汽車(2333/HK)が2.2%安と売られた。

本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.63%安の2797.26ポイントで取引を終えた。金融株が下げを主導する。不動産株、自動車株、消費関連株、資源・素材株、海運株、ハイテク株なども売られた。半面、空運関連株は物色されている。

【亜州IR】



《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:8月13日(火)18時06分

フィスコ

 

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