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明日の戦略-4日ぶり反落も週間では上昇、7月FOMCで先高期待は高まるか

7月26日(金)16時46分配信 トレーダーズ・ウェブ

 26日の日経平均は4日ぶり反落。終値は98円安の21658円。米国株安を嫌気して売りが優勢の展開。決算が失望となって下落した銘柄が多く、前場では下げ幅を160円近くまで広げる場面もあった。21600円を割り込んだところでは押し目買いも入ったが戻りは限定的。後場に入ると今晩の米4-6月期GDP速報値発表を前に動意薄となり、21650円近辺でのもみ合いが続いた。東証1部の売買代金は概算で1兆7300億円。業種別では情報・通信や医薬品、精密機器などが上昇した一方、非鉄金属や輸送用機器、機械などが下落した。1Qが大幅増益となったエイトレッドがストップ高。半面、1Qの2桁営業減益が嫌気されたイーブックイニシアティブジャパンが急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり626/値下がり1415と売りが優勢。1Q決算が好感された富士通やエムスリーが大幅高。中外製薬や野村総研も決算を材料に買いを集めた。上方修正を発表したドリコムや篠崎屋は急騰した。前19.6期が大幅な営業赤字になる見込みと発表したメルカリは売り気配スタートとなったものの、急速に値を戻してプラスで終えた。一方、1Q決算が失望を誘ったディスコやオムロンが大幅安。日産自動車や富士電機、日立建機なども決算を受けて大きく売られた。1Qが2桁の営業減益となった日清製粉Gは10%超の下落。直近で買いを集めていたSCREENや東京精密など半導体株の一角が手じまい売りに押された。

 今週は連日でハイテク株が注目を集めた。筆頭格のアドバンテストは決算を前に期待買いが入っていたにもかかわらず、決算を受けてストップ高まで買われた。一方、きょうは決算を受けてディスコが大きく値を崩しており、ハイテクならなんでも買われるというほど楽観的な相場環境ではなかった。ただし、大きな動きが出てきたことには変化の兆しがうかがえる。ハイテク株の買い安心感が強まれば、関連銘柄の裾野は広く、日経平均にも好影響が見込まれる。きょう引け後には東京エレクトロンが1Q決算を発表しているが、前年同期比では大幅減益も、上期の計画に対してはほぼオンラインとなっており、週明けの株価動向が注目される。来週はほかにもソニー(7/30)や村田製作所、TDK(7/31)など注目度の高い銘柄の決算が多く出てくる。これらの内容を精査しつつ、ハイテク株が上向きの基調を強めることができるかに注目したい。


【来週の見通し】
 堅調か。FOMC(30日~31日)が大きな注目を集める。今回は利下げが確実とみられているが、期待も相当高まっているため、結果公表直後には材料出尽くしで売りが出てくるような場面もあるかもしれない。ただし、予想通り利下げが実施されれば、FRBの緩和姿勢が好感され、米国株の高値更新基調が続く可能性が高い。同じタイミングで米中閣僚級協議も開催されると伝わっており、何らかの進展があればリスクオンの様相が強まる展開も期待できる。国内は決算発表ラッシュとなることから、個別物色は活況が続くと見込まれる。これらの点を鑑みると、総じて下げづらく、好材料に対する反応が強めに出る地合いが続くと考える。


【今週を振り返る】
 堅調となった。日米でハイテク株が騰勢を強めたことから、日経平均はあっさり21500円台を回復。その後も買いが続いた。4-6月期の決算発表がスタートしたが、25日には好決算のアドバンテストがストップ高まで買われたほか、信越化学や日本電産も大幅高となるなど、先陣を切った主力企業の値動きが良かったことから、業績期待が高まった。翌26日は失望決算が多く売りに押されたものの、週を通してはしっかりとした動きが続いた。日経平均は週間では191円の上昇となり、週足では陽線を形成した。


【来週の予定】
 国内では、日銀金融政策決定会合、6月商業動態統計(7/29)、黒田日銀総裁会見、日銀が経済・物価情勢の展望を公表、6月完全失業率、6月有効求人倍率、6月鉱工業生産指数(7/30)、6月住宅着工統計(7/31)、7月新車販売台数、7月軽自動車新車販売台数、10年国債入札(8/1)、7月マネタリーベース、日銀金融政策決定会合議事要旨(6/19~6/20開催分)(8/2)などがある。

 決算発表は、松井証、トクヤマ、大正薬HD、コクヨ、塩野義、SMK、ニフコ、キーコーヒー、東ガス、寿スピリッツ、シミックHD、ルネサンス、フジッコ、マクニカ富士、多木化、JSR、大日住薬、アンジェス、日電硝、横河ブHD、弁護士コム、コマツ、小森、日精工、日立、スタンレ電、ファナック、シマノ、アコム、オリックス、ハマキョウ、日立物、DTS、SCSK、東京エネシス、ベネ・ワン、田辺三菱、ゼンリン、大ガス、特殊陶、ユニゾHD、日証金、タカラレーベン(7/29)、大東建、ヒューリック、セガサミーHD、川重、邦ガス、メイテック、インフォコム、アステラス薬、JPX、住友林、三菱ケミHD、積水化、三菱電、HOYA、小田急、ヤクルト、味の素、日軽金HD、東海理化、山九、M&A、SMS、カルビー、NSSOL、ニチレイ、野村不HD、コニカミノルタ、ファンケル、ノエビアHD、AGC、ガイシ、M&Aキャピ、エプソン、アンリツ、ソニー、アルプスアル、日野自、パラベッド、日ガス、コメリ、オリコ、JR東日本、JR西日本、JR東海、ANA、王将フード、ワコールHD、OLC、マンダム、トッパン・F、任天堂、三井住友、信金中金、ZOZO、NTN、三住トラスト、SBI、日鉄物産(7/30)、三和HD、豊田織機、デンソー、川崎船、清水建、東洋水産、ゼオン、エーザイ、郵船、商船三井、日本ハム、第一三共、LIXIL、ジェイテクト、三井物、日通、プリマハム、ALSOK、トヨタ紡織、日油、豊田合、東武、日本粉、ハウス食G、JT、住友化、宇部興、花王、武田、コーセー、小林製薬、TOTO、住友電、オークマ、住友重、マキタ、NEC、パナソニック、TDK、村田製、リコー、新生銀、大和証G、野村HD、京王、京成、ヤマトHD、SGHD、JAL、中部電、東北電、デジアーツ、日化薬、ナブテスコ、豊通商、三菱UFJ、りそなHD、みずほ、テレ朝HD、東電力HD、Jパワー、グリコ、アイシン精(7/31)、太陽HD、アーク、双日、小野薬、千代建、王子HD、東ソー、三井化学、ダイセル、科研薬、CTC、大和工、三菱商、相鉄HD、山崎パン、アサヒ、日東紡、TIS、協和キリン、参天薬、大塚商、板硝子、日本製鉄、UACJ、古河電、フジクラ、三井海洋、シャープ、日光電、カシオ、ローム、NOK、マツダ、ヤマハ、日ユニシス、デサント、東邦HD、群馬銀、西武HD、TBS、KDDI、カプコン、コナミHD、ヤマダ電、ミライトHD、イビデン、第四北越、あおぞら、タカラスタン、カカクコム、アウトソシング(8/1)、西松建、帝人、丸紅、亀田菓、旭化成、トヨタ、伊藤忠、住友商、セブン銀行、三菱ガス、持田薬、月島機、サンゲツ、ニッコンHD、昭和産、日清オイリオ、キッコーマン、アリアケ、グンゼ、ジョイ本田、東急不HD、セーレン、グリー、日産化、日触媒、オンコリス、ヤフー、神戸鋼、日特エンシ、ミネベアミツミ、ホシデン、アズビル、シスメックス、日セラミ、京セラ、全国保証、めぶきFG、いすゞ、ケーヒン、ホンダ、オリンパス、Gウイン、中国銀、山口FG、東センチュリー、三井不、東建物、阪急阪神、NTTデータ、よみラント、船総研HD、ベネッセHD、ゼリア新薬、オカモト、ヒロセ電、イリソ電子、フィックスタース(8/2)などが予定している。

 海外では、米中閣僚級貿易協議(~7/31)、FOMC、米6月個人消費支出・個人取得、米5月S&Pコアロジック・ケース・シラ-住宅価格指数、米6月NAR仮契約住宅販売指数、米7月消費者信頼感指数(7/30)、中国7月製造業PMI、ユーロ圏4-6月期GDP、米7月ADP全米雇用リポート、パウエルFRB議長会見(7/31)、米7月ISM製造業景気指数、米6月建設支出(8/1)、米7月雇用統計、米6月貿易収支、米6月製造業受注(8/2)などが注目される。

 米企業決算では、イルミナ(7/29)、アンダーアーマー、イーライリリー、マスターカード、アルトリア、メルク、ファイザー、プロクター・アンド・ギャンブル、コーニング、アムジェン、ギリアド・サイエンシズ、アカマイ・テクノロジーズ、アップル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(7/30)、ゼネラル・エレクトリック、CMEグループ、クアルコム、オクシデンタル・ペトロリウム、メットライフ、ウエスタンデジタル(7/31)、デュポン、ゼネラルモーターズ、ケロッグ、ベライゾン・コミュニケーションズ、ヤム・ブランズ、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、モトローラ・ソリューションズ、アリスタネットワークス(8/1)、シェブロン、エクソンモービル、シーゲイト・テクノロジー(8/2)などが発表を予定している。
小松

最終更新:7月26日(金)16時46分

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