ここから本文です

東京為替見通し=ドル円はオプションが値動き狭めるか、ポンドとランドの値動きに警戒

7月23日(火)8時00分配信 トレーダーズ・ウェブ

 NY外国為替市場でドル円は、アジア時間に一時108.07円まで上昇した影響が残ったものの、NY市場ではじり安の展開となった。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったほか、108.00円に観測されているオプション絡みの売りに上値を抑えられた。3時前に一時107.77円付近まで下押しした。
 ユーロドルは25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて、様子見ムードが広がり1.12ドル台前半での狭いレンジ取引が続いた。
 カナダドルは全面安。この日発表の5月カナダ卸売売上高がプラス予想に反してマイナスとなったことが嫌気されてカナダドル売りが優勢となった。

 本日の東京市場のドル円は、107円台後半を中心にレンジ取引か。昨日は108円台まで上昇したものの、108.00円にあるオプションのガンマプレイで上昇時は売り、下落時は買いになった。明日まで同オプションが存在するため、値動きを狭める要因になるだろう。
 また、107.50円にも今週末までNYカットオプションがあるため、同水準を割り込んだ場合もオプションが値動きを限定的にしそうだ。
 依然として7月30-31日に行われるFOMCが、為替市場の最大注目ということは変わらない。しかし、地政学リスクには常に注意したい。昨日もユーロ/スイスフランが2年ぶりのスイスフラン高水準になったが、ホルムズ海峡をめぐる緊張が高まっている。スイスフランだけでなく、地政学リスクでの円買い意欲は根強い。
 また、24日より日米間の通商協議が事務レベルではじまる。トランプ米大統領が「8月には大きな発表ができる」と以前発言していることから、通商協議が急速に進展する可能性もある。米政権は為替についても要求することが確実なため、今後の通商協議の動向には目が離せなくなりそうだ。
 ドル円はレンジ相場と予想するが、本日はポンドとランドの動きに警戒したい。ポンドは本日英保守党の党首が決定することで、選挙結果とその後の発言で上下しそうだ。
 ジョンソン前外相が圧倒的に優位だが、合意なき離脱を含めブレグジットに対しての発言次第では大きく動くことになるだろう。また、ジョンソン氏が首相に就任(明日予定)した場合は、すでにハモンド英財務相が即辞任すると発言しているため、新財務相の人選などにも注目したい。
 ランドは本日から国会がはじまり、2019-20年、2020-21年の会計年度の予算を立てることができるため、ムボウェニ財務相は国営企業エスコムに対して特別政府歳出予算を決定すると発言している。エスコムの救済策の内容次第ではランドが大きく動く可能性がある。
松井

最終更新:7月23日(火)8時00分

トレーダーズ・ウェブ

 

情報提供元(外部サイト)

トレーダーズ・ ウェブ FX

トレーダーズ・ ウェブ FX

DZHフィナンシャルリサーチ

FXトレーダーの注目を集める
リアルタイムオーダーはこちら!

月額2,000円(税別)

トレーダーズ・ウェブでは、FXトレーダー注目の「オーダー情報」はもちろん、トレーディングに役立つ豊富な情報が無料でご覧いただけます!

【あわせて読みたい】

Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン