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【これからの見通し】先週からのドル高方向への動き継続か、きょうは材料難

7月22日(月)15時43分配信 みんかぶFX

【これからの見通し】先週からのドル高方向への動き継続か、きょうは材料難

 週明けの東京市場ではドル円が一時108.07レベルまで上昇した。仲値公示の時間帯にかけて20程度の値幅で買われた。その他主要通貨は前週末からのドル高水準での揉み合い。ユーロドル1.12台前半、ポンドドル1.25ちょうど近辺、豪ドル/ドル0.70台前半など。週末の参院選では立憲民主党など一部野党が議席を伸ばす一方で、自由民主党は議席を減らしていた。ただ、与党勢力の過半数維持はゆるぎなく、週明けのオセアニア市場は静かな取引開始となっていた。

 各通貨ともドル安一服となっており、先週に発表された一連の米経済指標の内容が強かったことや、ブラックアウト期間を控えた米金融当局者らからは0.5%の利下げまでは示唆されなかったことなどが、ドル売りポジションに調整を促していた。

 週明けは比較的材料に乏しい。経済指標発表は、カナダ卸売売上高(5月)とシカゴ連銀全米活動指数(5月)が予定されているが、通常はいずれも注目度の低い指標となっている。発言関連では、黒田日銀総裁がIMF本部で講演を行う予定。きょうは先週からのドル高方向への動きが緩やかに進行するか。

 そのなかで、中国関連の報道には注意しておきたい。中国商務省が、EUや日本、韓国などの一部ステンレス製品に反ダンピング関税を課すと発表している。一方で、中国新華社は、一部の中国企業が米国産農産物の新たな購入を模索している、と報じている。週明けの株式市場は、日本株やアジア株は小安く推移している。一方で、米株先物は時間外取引で小幅の反発をみせている。リスク動向は方向性が見えにくい状況となっている。

 また、英国では週明けに次期英保守党党首選の結果が確定する。一部報道では23日にずれ込む可能性もあるようだ。メイ英首相は24日に正式に辞任する。次期保守党党首および首相は、ほぼジョンソン前英外務相で確定的とみられており、今後の離脱プロセスがどのように進展するのかが注目されている。まだ、不透明な面が多く、ポンド相場は報道待ちで動きにくそうだ。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:7月22日(月)15時43分

みんかぶFX

 

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