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新興市場展望=新興市場、地合い改善へ―不安材料徐々に後退、PKSHA、ips、新日本製薬など注目

7月20日(土)9時00分配信 モーニングスター

現在値
ベクター 360 +1
PKSHA 5,060 -130
メルカリ 2,580 +20
IPSin 1,244 +32
サンサン 5,930 +20
 突如の地合い悪化に新興市場も大きな影響を受けている。業績面への不安が急浮上。マザーズ指数は大幅安となり、18日には終値ベースで881ポイントまで下落した。ただ、今週は決済期間短縮化、いわゆる「T+2化」の影響を指摘する声もあっただけに、地合いは徐々に改善に向かいそう。決算への懸念が後退すれば、修復相場も期待できそうだ。

 来週、東証1部上場企業では日本電産 <6594> やアドバンテスト <6857> 、東京エレクトロン <8035> など主力級が決算発表を予定する。新興市場上場銘柄では週末取引終了後にベクター <2656> や東映アニメーション <4816> が予定されている程度で、まだシーズン入りすらしない。

 ただ、今週末にメルカリ <4385> の業績観測が伝わるなど、投資家の関心は高まっていく時期。先行する東証1部上場企業の間で警戒感が後退すれば、新興市場上場銘柄も安心感が広がる展開となりそうだ。

 T+2化に伴う大規模なトラブルへの懸念はなくなり、21日投開票の参院選にもサプライズはなさそうで、不安材料の後退から下値不安は徐々に後退していきそうだ。個人投資家のマインド悪化で新興市場への参加者が減少傾向にある印象もあるが、値動き自体はそこまで鈍化していない。

 個別では、ファイナンス発表と地合い悪化の急落から切り返しの動きとなっているPKSHA Technology <3993> 、フィリピン関連の好業績銘柄であるアイ・ピー・エス(=ips) <4390> 、直近IPO(新規上場)では大型だった新日本製薬 <4931> (化学)とSansan <4443> が力強い値動きを続けており、注目できそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:7月20日(土)9時00分

モーニングスター

 

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