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仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見(全文6完)決算への影響は大きいと思う

7月17日(水)12時52分配信 THE PAGE

「今期の決算に与える影響は大きいと思っている」と小田社長(左)
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「今期の決算に与える影響は大きいと思っている」と小田社長(左)
 30億円相当の仮想通貨が不正に流出した問題を受け、仮想通貨交換業者のビットポイントジャパンは16日午後、都内で緊急記者会見を開いた。

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「30億円相当の仮想通貨が不正流出 ビットポイントが午後3時から緊急会見(2019年7月16日)」に対応しております。

     ◇     ◇

流出した仮想通貨の現状は?

テレビ東京:ブロックチェーンですと、移した先のコインの在りかというのは分かると思うんですけれど、たぶん監視されてらっしゃると思うんですけど、現在ご存じの範囲内では、これ、御社の口座からどこか次の口座にいって、そこでとどまってるようなイメージなのか、いろんなところにもうどんどん移り始めているのか、どんな状況なんでしょうか。

小田:現段階で具体的な状況等に関しましては回答を差し控えたいんですけども、今いろんな会社さんがうちから流出した仮想通貨がどうなっているかということを、もうすでに追究、分析しているかと思うんですけれども、現段階ではその点に関しても回答を差し控えたいと思っております。

テレビ東京:12日の夜に金融庁さんのほうに行かれて、いろいろ説明されてると思うんですけれども、小田社長も含めて。それはどんなやりとりがあったんでしょうか。どんな説明をされて、向こうからどういう、何か指示などがありましたでしょうか。

小田:その点に関して、具体的な当局とのやりとりに関しては回答を差し控えたいと思うんですけれども、今日、第3報として開示、お知らせさせていただいたものが、金融庁さんからいただいた報告徴求命令となっておりますので、なので、報告徴求命令の内容に関して連絡をもらったというところでございます。

テレビ東京:ありがとうございます。

小田:ありがとうございました。

司会:すいません。じゃあ次、まだあがってますが、ちょっと順番が分からないんで、じゃあ、すいません。その手前の、手が、男性の方。まだ時間ありますので、残りの方も。

一度にばんと抜かれたイメージか

時事通信:ありがとうございます、時事通信の【ミヤザキ 01:15:22】と申します。今回の、まず抜かれたときの状況をちょっと知りたいんです。かなり高額なんですけど、これ、一度にぼんと、分散されているのか、小口に抜かれていったというよりは一度にばんと抜かれたイメージということでいいんですか。

朏:ここも移送を始めたとき、コールドウォレットへの移送を始めたときにはもうおおかた抜かれていたんではないかというふうに想像しておるんですが、今この時点ではいつの段階でどのようにブロックチェーンが書き換わっていたかというのは現在調査中でございます。

時事通信:もう1つ、それに絡んでなんですけれども、たぶん利便性ということでは、ホットウォレットは即座にお客さんに出金できるっていうことが求められているとは思うわけですけれども、例えば大きな額であればリミットを掛けて、社内で高額送金に関して複数人で承認するシステムとか、ディレイ、タイムラグを設けるみたいな、そういう対策っていうのは取っていなかったのか。高額送金のチェックですよね。そこがちょっと教えていただけますか。

小田:今回そうした原因、仮想通貨不正送金の原因が、われわれが管理していたホットウォレットを、秘密鍵流出ということになっておりますので、仮にそういう対策を取っていたとしても、秘密鍵の流出によって、今回と同じ件が発生したんじゃないかなと考えております。

司会:よろしいでしょうか。

時事通信:はい、結構です。

司会:次の質問。後ろの方はいいですかね。まだ当たってない方、すみません、いらっしゃいますでしょうか。2回目じゃない方。じゃあすみません、そちらの方。

決算への影響は?

記者2:【ニッケイテックニュースのナカヤマ 01:17:19】と申します。よろしくお願いします。小田社長はリミックスポイントの社長も兼務されているということで、上場会社としてまず決算への影響があるのかどうか。また、8月の14日に決算発表を予定されていると思いますけど、こちらを延期するとかそういった対策は取られるかどうかお願いします。

小田:かしこまりました。今ご指摘いただきましたとおりで、今回、総額30億を超える仮想通貨流出、これが発生してしまいました。その観点からすると、当然、今期の決算に与える影響は大きいと思っております。一方で、8月14日決算に関しましては、現段階でそれをどうするかというところは決定していないというところでございます。よろしいでしょうか。

司会:業績に与える影響に関しましては現在調査中でございます。まだ質問あったかと思いますので、ご質問ある方、手をあげていただいて。じゃあ。まだ2回目? お2人とも2回目以降ですかね。そうしましたら、じゃあ最初に手前の方当てて、そのあと後ろの白い方、ワイシャツの方を当てようと。

アタックメールが来たら警視庁に相談する体制なのか

産経新聞:産経新聞、タマザキです。すみません、先ほどの事前のアタックといいますか、メールを把握されておったということなんですが、その中で当局に届け出られたとおっしゃってましたけれども、御社の防犯の制度として、そういうメールが届いたら実際、逐次、警視庁等に相談をされる、こういう被害相談をされるという体制になっておるんですか。

朏:マルウェアを含むメールは来ると感知されますので、その段階ではじいておりまして、感染は確認できていないという事実をご当局にはご報告をしております。

産経新聞:そうすると今回のケースにかかわらず、そういうメールが届いた時点で、はじいて、被害がなくても逐次報告はしているわけなんですよね。

朏:はい、基本的には認識をしましたらご報告は入れております。

産経新聞:今回に関してはもう、ですので、今回こういう不正流出があったから警視庁に届け出たのではなくて、従来の制度の一環として届け出られたという形でよろしいんでしょうか。

朏:恐れ入ります、警視庁といいますか、メールだけで、警視庁ということではございませんので、各方面ではございますが、基本、事実としては届けてはおるんですが、必ずしも警察とは限りません。

産経新聞:先ほどおっしゃられた中では、当局に届出していたかという表現だったかと思うんですが、それは間違いないですか。

朏:それは間違いないです。

産経新聞:すると、今回に関しては警視庁ですが、これまで従来は警視庁には届け出なかった、あるいは逆に自社で分析するとか、そういうような体制ということでよろしいですか。

小田:すみません、たぶん今、朏が申し上げていた当局というのは、警察のことではないですね。金融庁のことでございます。金融庁に対して届けておりまして、今回の具体的な被害が発生した可能性があるということですので、警視庁のほうに被害相談をしているというところでございます。

産経新聞:じゃあいずれも、先ほどからおっしゃられている届出されているのは、金融庁のほうには、でも逐次届け出られるようになっていたと。

小田:おっしゃるとおりです。

産経新聞:すみません、ありがとうございます。

小田:ありがとうございました。

司会:続きまして、じゃあすみません。今手があがっている白い方。その次じゃあその隣の方、当てたいと思います。

サービス再開に必要な条件は?

TBS:すみません、TBSテレビの【ゴトウ 01:20:56】と申します。サービス再開に伴って払い戻しが可能になるということなんですけど、まだめどは立っていないということで、このサービス再開のめどに必要な条件というか、どういったことが実現できればサービス再開できるか、そこを教えてください。

小田:具体的なサービス再開に関してはまだめどが立っていないんですけれども、一番大事なことは、やっぱりうちの、今回の仮想通貨取引のウォレットからの、今回、不正送金が発生してしまいましたので、現状の当社の仮想通貨取引ウォレット等がまったく問題ないといいますか、ちゃんと【安全性 01:21:34】が一定以上担保されること、これが最優先かなと思っております。

司会:よろしいでしょうか。じゃあ続きまして、今、手があがっている方。

被害に遭った5万人はどういう人々か

日経 xTECH:日経 xTECHのゲンです。対象のお客さま、5万人ということですが、11万人のうちこの5万人はどういう方に当たるかを確認させてください。ホットウォレットの状態、大半が抜かれたということで、全てのお客さまが対象になるような気がするんですが。

小田:回答させていただきます。現段階で当社会員数11万人いる中に、5万件程度という方が、段階でなんらか仮想通貨の残高があった方ということで、ご理解いただければと思います。

日経 xTECH:残りは口座は持ってるけど、たまたま仮想通貨の残高がなかった方々ということですね。

小田:はい、そうです。

日経 xTECH:分かりました。それから先ほど、今ご説明できないということでしたが、あらためてどういうふうに口座に移ったか、流通した通貨がですね。これ、ほかもいろいろ追跡されている方々いらっしゃって、どんどん報じられていくと思うので、あらためて、最初の段階でどのように移ったかぐらいでもちょっとご説明いただきたいと思うんですが。

小田:どのように移ったかというのは、うちから流出されてどこに移ったかですね。

日経 xTECH:流通した資産がどのような口座にどれぐらいの数の口座に移ったかってことですね。

小田:こちらに関しては現段階、細かいことに関しましても調査中でございますので、現段階でこの場での回答は控えさせていただければ幸いでございます。申し訳ございません。

日経 xTECH:ちなみに前回、例えば他社の場合ですと、有志の技術者で追跡させた方々が出てきた経緯もあると思うんですが、そういうほかの方々、外部の方々の追跡の協力という体制は、今どのような状況ですか。

小田:それも含めて、現在、社内と社外の方含めて、協力いただいている状況でございます。

司会:お時間も16時半までで、今お1人、16時半で終わりたいと思いますので、質問がある方は最後、手をあげていただけますか。最後手をあげている方に限って質問を終わりたいと思います。じゃあ、お1人だけですかね。じゃあそちらの。

この事件は仮想通貨の今後に悪影響を与えたのでは?

朝日新聞:朝日新聞の【ヨシダ 01:24:13】といいます。何年かに一度、こういう形での流出みたいなことが起きているんですけれども、それでもって仮想通貨というものが怪しいとか、うさんくさいとか、そういう印象を持たれた方というのもたくさんいるんじゃないかと思うんですけれども、今回こういうことが起きて、業界全体、いわゆる仮想通貨のこれからに対して、悪い印象を与えてしまったんじゃないかと思うんですけれども、それについての見解をひと言お願いします。

小田:本当に今ご指摘いただいたこと、これから仮想通貨はまた盛り上がっていこうとしている中で、ビットポイントから仮想通貨不正流出があったということ、これは本当にもう、大変申し訳ないと思っております。もう本当にその点に関しましては深くおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。

司会:すみません。そうしましたら質問は以上で終了とさせていただきます。冒頭も申し上げましたが、本日はちょっとぶら下がり会見がございませんので、よろしくお願いいたします。最後にひと言ごあいさつ申し上げます。

小田:本当にもうこのたびは、ビットポイントからの仮想通貨不正流出に伴いまして、大変多くの方、ご迷惑、ご心配お掛けいたしました。重ねまして深くおわび申し上げます。

司会:それでは登壇者のほうは失礼させていただきます。なお会見終了後の問い合わせ先、携帯の番号は、席次表に記載の問い合わせ先、もしくはお渡ししましたリリースに記載の問い合わせ先にお願いいたします。

(完)【書き起こし】仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見

最終更新:7月17日(水)12時52分

THE PAGE

 

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