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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

7月10日(水)5時30分配信 株探ニュース

日宣 <日足> 「株探」多機能チャートより
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日宣 <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
JSB 4,380 -145
ソフトマク 1,090 +150
電通 3,990 +5
フェニB 918 -11
日宣 1,266 +5
■日宣 <6543>  1,675円 (+300円、+21.8%) ストップ高

 日宣 <6543> [JQ]がストップ高。同社は9日、ピクセロット(イスラエル)のAIカメラを活用したスポーツ映像配信事業に関する共同実証実験を開始すると発表。共同実験に参加するのは同社のほか、朝日放送グループホールディングス <9405> 、NTT <9432> 傘下のNTT西日本、朝日新聞社(東京都中央区)、電通 <4324> の5社。5G時代の到来で動画視聴環境が進展するなか、新たな配信ビジネスの創出につなげていくことなどが主な目的だとしている。

■大泉製 <6618>  826円 (+102円、+14.1%)

 大泉製作所 <6618> [東証M]が連日の急騰。26週移動平均線をマドを開けて上回り、2月13日につけた年初来高値724円も約5ヵ月ぶりに更新した。安倍政権の政策フォローを背景に5Gの国内整備が今後加速する見通しにある。そうしたなか、同社が展開するエレメントが5Gネットワークで使用される光通信半導体レーザーモジュール向けに需要を伸ばす可能性があり、物色人気の原動力となっている。 株価は足が速く、2014年8月から9月にかけ、200円近辺にあった株価を1900円近くまで短期間で約9倍に大化けさせた経緯がある。

■ソフトMAX <3671>  1,449円 (+128円、+9.7%)

 ソフトマックス <3671> [東証M]が大幅高で3連騰。民間のIT投資需要は医療分野でも広がりをみせ始め、データ蓄積や業務の効率化を実現する電子カルテの市場が拡大傾向にある。同社は電子カルテを主力に医療情報システムを展開しており、今後の商機拡大が期待される状況。足もとの業績も急激な伸びを示しており、18年12月期の営業利益56%増に続き、19年12月期も59%増と高成長が継続する見通し。

■フェニックスB <6190>  1,118円 (+59円、+5.6%) 一時ストップ高

 フェニックスバイオ <6190> [東証M]が続急伸。広島大発のバイオベンチャーで、マウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウスを使った受託試験サービスを展開するほか、製薬会社向け販売も手掛けている。6月25日に固相化トランスフェクション関連商品を手掛けるバイオベンチャーのサイトパスファインダー(東京都千代田区)と業務提携し、サイトパスファインダーの製品を販売することを発表しており、今後の展開が注目されている。

■JSB <3480>  4,650円 (+245円、+5.6%)

 東証1部の上昇率4位。ジェイ・エス・ビー <3480> が4連騰し年初来高値を更新。東海東京調査センターが8日付で、投資判断を新規「アウトパフォーム」、目標株価5400円でカバレッジを開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入ったようだ。同センターでは、学生専用マンションの退去時期は学生の卒業などによるものが多く、一般の賃貸住宅と比べ退去時期を把握しやすいほか、景気変動の影響を受けにくいため高い入居率が続くと評価。また、物件管理戸数については、土地オーナーの土地有効活用ニーズは旺盛であることなどから、毎期3000~4000戸程度の増加が続くと予想。これを背景に19年10月期の営業利益を32億円(前年比8.2%増、会社予想31億2100万円)、20年10月期は同34億円(同6.3%増)と増益が続くと予想している。

■フジ <8278>  1,931円 (+82円、+4.4%)

 東証1部の上昇率9位。フジ <8278> が大幅反発。8日の取引終了後、第1四半期(3-5月)連結決算を発表しており、売上高784億7800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益20億2000万円(同26.4%増)、純利益14億7900万円(同30.2%増)となった。6月にフジ北条店(愛媛県松山市)をスクラップ&ビルドしたほか、広島県呉市でスーパーマーケットを展開していた三和ストアーから譲り受けた3店舗を5月にオープンしたことが寄与。また、既存店活性化策として、3月にZY高岡店(愛媛県松山市)をディスカウント業態からスーパーマーケット業態に変更しリニューアルオープンさせたほか、フジグラン四万十(高知県四万十市)の改装を実施するなどしたことが貢献した。なお、20年2月期通期業績予想は、売上高3155億円(前期比1.0%増)、営業利益84億円(同17.2%増)、純利益60億円(同17.3%減)の従来見通しを据え置いている。

■ギークス <7060>  3,385円 (+125円、+3.8%)

 ギークス <7060> [東証M]が4連騰で底値離脱の動きをみせている。企業のIT投資需要は業務効率化で人手不足を補う目的が背景にあるが、この需要をビジネスとして捉える側もIT系人材の不足に頭を悩ませている。今後、中期的にはビッグデータや人工知能(AI)に精通した先端IT人材の不足がより顕著になるとみられており、これをテーマに新たな切り口でシステム開発周辺銘柄に着目する動きがでてきた。そのなか、同社は今年3月に東証マザーズに上場したニューフェイスで、フリーランスのIT人材を企業とマッチングさせる仲介ビジネスを手掛ける。IT人材は社員として囲い込む従来の形ではなく、フリーランス市場が拡大する傾向にあることから、同社の活躍余地が高まっている。このほかゲームの受託開発事業も収益に貢献しており、19年3月期は営業利益段階で前の期比46%増の5億5200万円と大幅な伸びを達成、20年3月期も前期比18%増の6億5000万円と成長トレンドが続く。

■豆蔵HD <3756>  1,344円 (+48円、+3.7%)

 豆蔵ホールディングス <3756> が大幅続伸。25日移動平均線を足場に上放れる兆しにあり、6月11日の年初来高値1390円奪回も視界に入れている。同社はIT人材を派遣してシステムの設計開発などを手掛ける情報化コンサルティングビジネスを手掛ける。M&Aで取り込んだ監視カメラ事業が収益に貢献するほか生産ライン向けIoTサービスなども軌道に乗っている。ソフトウェアを迅速に提供することを目的に主流化しているアジャイル開発でも先駆しており、技術力の高さがマーケットでも認知されつつある。

■テラ <2191>  250円 (+8円、+3.3%)

 テラ <2191> [JQ]が大幅反発。8日の取引終了後、理化学研究所発のベンチャー企業で、NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)標的治療の技術開発を行う理研免疫再生医学(東京都千代田区)と事業提携に向けた基本合意を締結したと発表しており、これが好感された。今回の事業提携は、理研免疫再生医学のNKT細胞を標的としたがん免疫療法では、テラの強みである樹状細胞を用いていることから、事業シナジーが高いと判断したという。今回締結の基本合意に基づき、テラは理研免疫再生医学から技術・ノウハウの実施許諾を受け、理研免疫再生医学が提携する医療機関からがん治療用免疫細胞の加工を受託する予定としている。なお、19年12月期業績予想への影響は現在精査中としている。

■バルクHD <2467>  570円 (+18円、+3.3%)

 バルクホールディングス <2467> [名証C]が3日続伸。8日の取引終了後、子会社Strategic Cyber Holdings(東京都港区、以下SCH)が、東芝ITサービス(川崎市川崎区)へ「SIGA Platform」による人工知能(AI)を用いた制御システム向け初期障害検出サービスを供給すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。「SIGA Platform」は、イスラエルのSIGA OT Solutionsによる、既存の産業制御システムを停止させることなく、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)で処理される前の電気信号をAI・マシンラーニングにより検知・解析し、ICS(インシデント・コマンド・システム)における脅威を即座に特定することを可能とするソリューション。制御機器・システムの正確でリアルタイムな状態把握を可能とする同サービスは、イスラエル電力公社をはじめとする政府機関や企業での実績が評価され、世界各国で導入されており、SCHでは国内における「SIGA Platform」の導入拡大を目指すとしている。

■ツルハHD <3391>  10,570円 (+330円、+3.2%)

 ツルハホールディングス <3391> が大幅反発。9日午前11時頃、グループのドラッグストア全国1866店舗で、7月9日からバーコード決済4ブランドの取り扱いを開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回追加導入されるのは、「au PAY」「PayPay」「楽天ペイ」「Naver Pay(LINE Payとのサービス連携)」の4ブランドで、これにより合計8ブランドのバーコード決済が「ツルハドラッグ」各店のレジで利用可能となる。

■ウォンテッドリー <3991>  4,260円 (+120円、+2.9%)

 ウォンテッドリー <3991> [東証M]が反発。9日午後、「聴けば仕事に集中しやすくなる音楽“ENERGY MUSIC”」の開発を行う「ENERGY MUSIC PROJECT」を開始すると発表しており、これが好材料視された。同プロジェクトは、つながり管理アプリ「Wantedly People」の400万ユーザー突破を記念するとともに、推定2600万人のビジネスパーソンがメールやチャットで集中力が低下していることを受けて取り組むもので、音楽グループ「m-flo(エム・フロウ)」などが参加。集中力を高める作業用BGMを作成するとしている。

■丸山製 <6316>  1,141円 (+29円、+2.6%)

 丸山製作所 <6316> が反発。8日、同社が発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる7万1000株(金額で7895万円)を上限に、7月9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■ミクシィ <2121>  2,207円 (+35円、+1.6%)

 ミクシィ <2121> [東証M]が反発。同社は9日、新作スマホアプリ「モンストドリームカンパニー」を今夏に配信することを決めたと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。「モンストドリームカンパニー」は、「モンスターストライク」のキャラクターが、それぞれの特徴や能力を生かした職業に就いた姿で活躍する公式スピンオフゲーム。9日から事前登録を開始している。

■日本水産 <1332>  690円 (+9円、+1.3%)

 日本水産 <1332> 、マルハニチロ <1333> など水産株が堅調。全般相場は外国為替市場で円安が進んでいるものの、世界景気減速懸念を背景に主力輸出株が冴えない動き。ディフェンシブストックである水産株に資金シフトの動きがみられる。株価は出遅れ感が意識されるほか、PERなど株価指標面でも割安感があり、マルハニチロのPERは10倍前後で買い安心感がある。

■ハブ <3030>  1,256円 (+16円、+1.3%)

 ハブ <3030> が反発。8日の取引終了後に発表した6月度の月次速報で、既存店売上高は前年同月比17.1%減と4ヵ月ぶりに前年実績を下回ったが、織り込み済みとの見方が強い。6月1日から「HUB」ブランドで新グランドメニューの展開を開始し、それに伴いHUBブランド全店で新メニューを積極的におすすめ販売する「新グランドメニューキャンペーン」を実施したものの、前年の世界的スポーツイベントに伴う好業績の反動から売上高が減少したという。

■シャープ <6753>  1,348円 (+16円、+1.2%)

 シャープ <6753> が小反発。9日、パソコン事業を手掛ける子会社Dynabookがサービス事業を拡大し、21年度中の国内株式市場への上場を目指すと発表しており、これが好感された。Dynabookは、国内サービス商品を「サービス」「デバイス」「プラットフォーム」の3つに体系化したうえで、サービス/ソリューション商品を強化し、事業領域を拡大するとしており、年度内には、豊富なメニューを絡めた「サブスクリプションメニュー」を展開予定という。また、クラウドサービスの導入で顧客のIT管理を支援する「Enterprise Mobility+Security導入支援サービス」を8月1日から開始するとしている。

※9日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:7月10日(水)5時33分

株探ニュース

 

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