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明日の戦略-高値引けで重苦しいムードを払しょく、G20で先高期待は高まるか

6月27日(木)16時45分配信 トレーダーズ・ウェブ

 27日の日経平均は3日ぶり大幅反発。米国株はまちまちであったが、ドル円が円安に振れたことを好感して上昇スタート。東京時間でも円安基調が強まった上に、米中が貿易戦争の一時休戦で合意したとの報道も流れたことから、買い戻しの流れが強まった。半導体を中心にハイテク株が軒並み高となり、金融株なども上昇。指数は後場に入って上げ幅を200円超に広げると、強い動きが続いて高値引けとなった。終値は251円高の21338円。東証1部の売買代金は概算で2兆円。業種別では機械や海運、石油・石炭など景気敏感セクターが大幅上昇。一方、水産・農林、医薬品、食料品のディフェンシブ系3業種が下落した。1:2の株式分割を発表したノムラシステムコーポレーションが後場急伸。半面、サイボウズは業績修正が失望を誘って大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1711/値下がり375。東京エレクトロンやTDK、太陽誘電などハイテク株が大幅上昇。ダイキンや安川電機など中国関連にも非常に強い動きが見られた。米アップルが100億円を出資すると伝わったJDIが18%高と急騰。ほか、SMBC日興証券の日経平均銘柄入れ替え予想リポートで採用候補に挙がったZOZO、カカクコム、任天堂が買いを集めた。一方、同リポートで採用除外候補に挙げられた東京ドームが急落。武田やJT、アステラスなど内需の一角は株高の流れに乗れず軟調となった。通期の最終利益見通しを引き下げたTKPや、証券会社が目標株価を引き下げたM&Aキャピタルが大幅安。上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となったフルッタフルッタはストップ安比例配分となった。きょう新規上場の新日本製薬とあさくまは高い初値をつけた後は伸び悩み、どちらも終値は初値を下回った。

 あすはいよいよG20大阪サミットが開催される。ただ、米国と中国の会談は29日(土)の11時半に開催されると伝わっており、取引時間中は期待半分、不安半分といった地合いになるかもしれない。各国要人の言動や関連報道に振らされる可能性もあり注意したい。ただ、きょうの日経平均の高値引けはなかなか強い動き。相変わらず商いは低水準で、買い戻しの域を出ていないようにも見えるが、きょうの上昇で先週末比(21日終値:21258円)ではプラスとなっている。報道通り米中が休戦するのであれば、その先のマーケットにはポジティブな影響が見込まれる。きのうまでの重苦しいムードが払しょくされただけに、先週抵抗となった13週線(21404円、27日時点)を上回って週を終えることができるかに注目したい。
小松

最終更新:6月27日(木)16時45分

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